EXECUTIVE BLOG
2023.1.9
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日は 大学での講義の話でした。
今までの常識が通用しなくなったなと 強く感じたのは、 殆どの学生は新聞を購読していませんのと テレビをよく見ると言う人が ほんの数パーセントしか居なかったと
いう事です。
ひと昔前であれば メディア業界は華やかな業種で人気も高かったとおもいますが
ここまで凋落してしまうと そこを目指す学生も減るでしょうし
スポンサー獲得が一段と厳しくなると思います。
それを予測していた私は 10年前位から 地元新聞社に私の特許を活用した
ビジネスモデルの提案を行い、 当時の若手社員で 先を読める方は 私の
提案を活用して ビジネス展開をしようと考え 実践をしていたのですが
大企業にありがちな 人事異動により その方が去った後任が マス信奉者で
新しいビジネスモデルを取り入れる事に対する理解がなく 途中で事業が進まなくなりました
又 テレビ局におきましても同様の事があり 将来を危惧したメンバーで
私が提案したビジネスモデルを推進しようと頑張っていましたが
同様の人事異動で 保守的な方が後任となり 新しいビジネスモデルを取り入れる事を
却下されてしまったのです。
いずれも マスの力を信じて 多くのユーザーに多くの情報を発信する事を
メインに考えていて
購読数と視聴率ばかりを最重点に考えていました。
ネットがマス媒体に勝てるわけがないと当時は思っていたのだと思います。
全ての事業で言えると思いますが まだ 余裕がある時に
次の手を打っておかないと 尻に火がついて慌てて 対策を練ろうとしても
後手後手に回りますし 他社に追随する物まねしかできず
そこで 又競争に巻き込まれてしまうと言う悪循環に陥ってしまうのです。
こういう時こそ ビジネスモデル特許を活かすことで 他社の追随を許さず
独自のビジネスモデルをいち早く確立するほうが良いとおもうのですが
私が 提案する先の殆どの担当者は
前例はあるのか? 成功事例は??? とかばかり質問してきますし
頭から出来ない理由を述べたがる方が多かった気がします。
前例や成功事例は自分で作るのだと言う感覚と強いリーダーシップが無ければ
新しいことにチャレンジできないと思います。
新しい事に取り組む事を恐れているのか?と思ってしまうばかりです。
まさか ネットでサッカー中継が行われるとは 誰もが予想していなかったと
思いますし
ユーチューブがこれだけ拡大するとは誰もが予想してなかったと思います。
しかしその時代が来てしまったのです。
最近では ユーチューバーと言われる職業が増えています。
ほんの数年前までは そんな職業はありませんでした、 そして有名ユーチューバーの
稼ぎは とんでもない稼ぎとなっています。
かつて 日本でボーリングブームが起きた時に 日本中でボーリング場開設が起きた事があります。
開設すればするほど人が集まり売り上げが上がった時期がありました、
そのブームに乗って ボーリング場ビジネスに参入した企業も多々ありました
そのブームは一気に去り
その施設運営が重荷になってしまった企業も多々ありました。
これは 何に問題があったのか? そして何をしなければならないのか??
が 今回の講義のテーマでした。
今回の授業は大学という事もあり ネイティブなネット社会の人達です。
そこで ある質問をした時に
ほんの数年前とは違う反応があったことに驚きました。
ボーリング場もブームが去ったように 一時期あんなに人気だといわれた
アレが もう 大変な仕事なんだという事を
今回の若い学生たちは気が付いていました。
それは 何だったのか???
その話は
明日に続く、、、。