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社長&顧問ブログ

2022.11.10

長谷川平蔵

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

漫画からでも色々な事が学べると言う話から

江戸時代の様子がわかる 鬼平犯科帳の話から 町奉行と火つけ盗賊改め方の違いの

話になりました。

名前は聞いた事があっても なかなか違いまでは判り難いですが

それを漫画を見ていると 人間関係や上下関係までも分かってきます。

 

で 今日は

町奉行と火つけ盗賊改め方は どちらが位が上なのか??と言う話になります。

テレビドラマとかでは 町奉行は町人のいざこざとかちょっとした事件を扱っている感じがします。

一方の 火つけ盗賊改め方は 大捕り物が多くて見てる方は こちらがワクワクします。

 

町奉行の初期は大名が勤め、その後は3000石程度の旗本が任じられ、老中の管轄下に

なっています。

それに対して火盗改めの中山直守は4000石、

鬼平のモデルになっている長谷川宣以は400石とバラツキがありこちらは、

若年寄の管轄下となっています。

老中と若年寄の違いについては 又という事にしまして、

町奉行は司法・行政・警察の機構を持ち、

現代なら最高裁判所長官と東京都知事と警視庁長官を兼務しているようなものです。

一方の

火盗改めには、疑わしい者を容赦無く検挙することが認められているぐらいで、

捜査権こそ持つものの裁判権はほとんど認められておらず、

敲き(たたき)刑以上の刑罰に問うべき容疑者の裁定に際しては

老中の裁可を仰ぐ必要がありました。

 

町奉行は幕政の重要事項や大名旗本の訴訟、複数の奉行の管轄にまたがる問題の裁判を

行った機関である評定所の構成メンバーです。

 

評定所は町奉行、寺社奉行、勘定奉行と老中一名で構成され、

これに大目付、目付が審理に加わっていました。

 

つまり現代の内閣みたいなものです。

 

火盗改めは、治安維持のための機動隊みたいなものだと思います。

 

この火つけ盗賊改めを 現代のわれわれが 目にするようになったのは

池波正太郎の小説からで それを ゴルゴ13で有名な漫画家 さいとうたかお が

漫画鬼平犯科帳を書いたからだと思います。

 

先にも書きましたが この鬼平犯科帳には 実在のモデルがいたのです

漫画の中では 鬼の平蔵と言われ 義理と人情に篤く めっぽう強い人なのです。

 

この鬼平は 後世に残るある事をおこなっていました。

 

それは何か??????

 

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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