EXECUTIVE BLOG
2024.4.8
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 葬式仏教の話から 神社では葬式を行わないと言う話でした。
それと同じく 喪中の場合は 家に神棚がある方は 白紙半紙で 神棚を
隠すのが本当だそうです。
で今日は 話が 靖国神社に戻ります。
靖国神社に行かれた方は 分かると思いますが
大きな鳥居がありますね その前には 大きなアレもあります。
アレの話は 先日からの続きとなっていますので それは又後日と言う事で、、、、
で 今日は鳥居の話です
実は 靖国神社の鳥居は東向きに建てられているのをご存知でしょうか?
鳥居の殆どは南向きに建てられ 東向きに建てられているのはレアケースの様です。
北向き 西向きは 多分ないのだと思います。
では まず 鳥居は何故南向きなのか??の話です
この理由の一つは
【天子南面す】という風水の思想が神社創建にあるからだそうです。
天子というのは皇帝=天皇の事で、要するに高貴な存在と言う事になります。
江戸と言う都市が 風水を取り入れて作られたと言う話はよく耳にしますね、
風水では東西南北それぞれの方角に、青龍・白虎・朱雀・玄武という4柱の神が置かれ、中央の土地を守護すると考えられているそうです。
都はこの4神に護られた土地に建設されるのが理想で、
その際には土地全体を活性化させる【気】というものが必要になるとされていました
その【気】の流れを龍脈といい、山の尾根を伝って流れて来るとされます。
その【気】が地表に噴出する所が、北の方位にある【龍穴】という小高い丘です。
従って龍穴の直下、都の北部がもっとも高い【気】を得られる場所となります。
こうした事から、神社も南を向くものとされているそうです。
他の説として
太古の昔社殿はなく、人々は岩の上に鏡を置いて反射した光を神として崇めていましたね、
なので、少しでも多く光を集めるために山の高い所にある大きな岩をに鏡を置いて御神体としていたとされています。
それが山岳信仰になっていったという説もあるくらいですから、、、。
磐座とか岩倉という地名は、鏡を置いて神を信仰した場所の名残だそうです。
岩自体を鏡にしていたところもあるようです。
鏡岩と言う言葉を聞いた事があるかもしれませんが、
大きな岩がそれにあたると言う事になります。
太陽の光を反射させて神とするわけですから、光は強い方がいいに決まってます。
更に長い時間光があった方が良いですね、
そうなるとその方角は、南が適していると言う事になります。
光が最も強く、最も日照時間が長い方角、それは南。
だから、神社は南向きにしているとも言われています。
気にしてみますと色々な事が分かって面白いと思います
近所を散歩して 神社を見る際に この神社の鳥居はどちらを向いているのだろう
と気にしながら 歩くのは如何でしょうか?
では
靖国神社の鳥居は東向きなのか??? と疑問が湧きますね
旧来の風習に反発する為に あえて東向きにしたのか????
それは?????
明日に続く、、、、。