EXECUTIVE BLOG
2020.9.7
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
ITへの道から ずっと逸れてしまい
いつの間にか ペリー来航の話になってしまっていましたね
なんでも興味を持つと 色んな事が見えてくると言う話でした。
そもそも 黒船が来たと言うことは誰でも知っていますが、
何故黒だったかと言う事は知らない方が多いですよね
黒船は黒船だと当たり前のように思っているのですね。
では何故黒船は黒色だったのか??
それは日本を威圧するために黒塗りの船でやってきたのではなく、
木材が腐るのを防ぐために、コールタールというものを塗っていたためです。
このコールタールが黒だったので黒船だったのです。
コールタールとは石炭を蒸し焼きにすると出てくるネバネバした液体です。
コンクリートが普及する前、木材の防腐剤として枕木(鉄道のレールを支える木)などに使われていました。
このコールタールと言えば
話はまたまた逸れてしまいますが
日本に 山極勝三郎と言う学者がいたのですが
この方は ノーベル賞候補にもなったかたでです
何で有名かといいますと
人工の癌を作った人なんです
癌の治療の為に 癌を人工で作って そこから治療方法を
見つけ出そうと考え 人工の癌を作ることに成功したのですが
その時の 研究に利用したのが コールタールだったのです。
昔 石炭の煙突掃除をする人に 皮膚がんが多く発症していたので
コールタールが原因ではないかと考え
当時ウサギを実験動物として活用して ウサギの耳に コールタールを
何度も塗る実験を行った結果
そこに癌が発症させることに成功したのです。
この事で ノーベル賞に何度もノミネートされましたが
黄色人種である事で受賞には至らなかったという 人種差別と言う
話にもなった方です
その後の研究で 医学的にどうなったかは 調べていませんが
医学の進歩には寄与したものに コールタールがあったという話でした。
話は 逸れましたが
黒船には コールタールが塗られていたので
黒かったのですね
興味を持ってみてみると 色々見えてくるものです
で なかなか 大統領の話にも近づけませんが
その話は
またまた
明日に続く、、。