EXECUTIVE BLOG
2021.9.6
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは パソコンの不具合が起きてからの顛末と
時代の波に乗り遅れないようにしなければならないと言う話でした。
いつの時代も
守旧派の人々が 「俺の時代はこうだった!」と声を大きく出すことで
折角のチャンスをいくつも潰してしまっているのではと思ってしまいます。
古い事を否定するのではなく そこから新たな事を発見して行くことが必要なのです。
昨日も書きましたが 変えて良い事と変えてはいけない事があるのです
変えなければならないのが感性であり 変えてはいけないのが自己研鑽する心なのです。
私も ついつい 今のままが一番楽で良いと考えてしまうのですが
それを守ろうとばかり考えていると 何か新しい時代の波が来てしまうと
つい乗り遅れてしまうのです。
豊田自動車が 高収益を上げている背景に トヨタのかんばん方式と言うモデルがあります。
とことんムダを省く仕組みを作り上げているので あれだけの収益を出せているのだと思います。
そこには もう無理ですよ とか 常識では考えられませんと 発想する事がタブーとされていると思うのです。
もう駄目かもと思った瞬間に進歩は出来なくなってしまうのです。
医学でも 化学でも 芸術の分野でも 今まで通りの発想をしていたのでは
進化はしてなかったと思います。
メディアの仕事のお手伝いをさせて頂いている時も
君は メディアの常識を知らないのだよ と言われたことがあります。
知らないからこそ 考えついたアイデアがいくつもあるのですが
既存の考え方をお持ちの方にことごとく潰されてしまったと言う経験が何度もあります。
鎖国を長く続けていた徳川幕府も 海外で起きていることを 幕末には薄々感じては
居たのでしょうが
それを 表立って口にするものはことごとく処罰してしまって近代化の道を
自ら閉ざしていました
しかし 幕末に それまでの常識にとらわれなかった 長州藩の高杉晋作の手によって
生まれた 奇兵隊によって それまでの侍社会を壊す事になってしまうのです。
その長州も 明治以後 陸軍の中央を支配していて その指導他軍備が遅れているにも関わらず 最後まで神風を頼ったり 精神力で戦争に勝とうとしてたのですから
先人が見て嘆いたのではと思います。
結局 明治以後続いた大日本帝国は 外圧により変えられてしまう事になるのです。
今回のコロナにおいても 今までの常識が通用しない時代になりました
まさか テレワーク等は 我々世代以上の経営者からすれば あり得ない事だと
思っているの違いありません
それを幾ら悔やんでも始まらないのですから そこは 早く頭を切り替えて
コロナ禍における経営戦略を打ちたてて行かなければと思うのです。
昨日もある組織の講演で 大手食品メーカー系物流会社の前社長があったのですが
この方は 競争している商品メーカを結集させて 共同物流を成功させた方なのです。
しかし そこに至るまではかなりの高い障壁があったのでした。
それは メーカ同士は その商流においては 日々売り上げ競争 シェア獲得競争を
しているわけですから ライバル会社同士が集まって共同で物流を行う事は
全くのナンセンスの話であり そんな事なんて出来っこないと 当初は否定する人ばかりでした
そのハードルを乗り越えて 見事物流の共同化を成功させるのです。
しかし
この話には
振り返る事40年前に
既に私は取り組んでいたのでした
その時もなんと非常識な!と散々言われたのですが
今の仕組みとは若干違いますが
見事に数週間で実現させたのでした
その
仕組みとは???
それは
明日に続く、、、。