EXECUTIVE BLOG
2019.8.16
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日は 終戦記念日でした。
我々は 後を信じて亡くなった英霊に対して敬意を払い
そして 平和国家を守ることが責務だと思います。
大日本帝国は 戦争に敗れて新たな日本国として
繁栄するのですが、 戦後日本は軍隊を放棄しました。
しかしながら 日本の安全と安心を守るために 新たな組織として
自衛隊発足するのです。
今回は この自衛隊についてです。
第二次世界大戦の戦闘は西暦1945年(昭和20年)8月で終わり、日本が敗れました。連合国側の要求であるポツダム宣言を受け入れることによって終戦となったため、
日本はポツダム宣言の中にある要求通り、日本軍を武装解除し軍組織をなくしてしまいます。
日本国内は終戦後、日本の警察組織と連合国側の占領軍によって治安が維持されることになりました。
1945年の8月以降そのような状態が続きましたが、1950年7月に日本政府はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)から警察機能の強化を目的として警察予備隊(けいさつよびたい)という陸上部隊を設立するよう指示されます(GHQからの文書には設立を許可するとあります)。
指示があった翌月1950年8月に警察予備隊が誕生しました。それからあまり期間が経過していませんが、1952年には警察予備隊は保安隊(ほあんたい)という陸上部隊組織に新たに変えられることになります。
また同じ頃、海上警備のために海上保安庁とは別の組織、警備隊(けいびたい)が新たに作られることになりました。
更に、保安隊、警備隊が誕生した2年後の1954年7月にまた新たな組織に作り変えられます。保安隊は陸上自衛隊に、警備隊は海上自衛隊になりました。
ここで新たに航空自衛隊が誕生し、自衛隊組織の一部として加わることになります。
終戦(1945年)後の日本軍の武装解除、日本軍の解体から約9年後、
1954年7月に自衛隊が発足するまでの経緯は簡単に追うと以上のような内容となり
現在の自衛隊に引き継がれていくのです。
明日は 警察予備隊の目的とは??
続く。