EXECUTIVE BLOG
2020.5.17
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
20年ほど前 に 地元福岡で インターネット勉強会に参加したところ
当時は ホームページを作成するにも高額な制作費や 毎月の運営費がかかる事
を知り
更にサイトに来てもらうための SEO対策だの メール登録などの機能を
付加させなければならず
これでは 多くの中小企業は活用できないと感じ 結局は お金がある企業が
勝ち残り お金をかけられない 中小企業は チラシに毛の生えたようなサイトしか
作成できない事を知り
何とか 中小企業の為に役立つ仕組みを考えたいと思った話でした。
更に インターネットの最大の欠点は 本来であれば最大の長所である
グローバルな点であると気が付くのです。
当時の テレビCMなんかでは 日本のある商店のお酒が パリのレスカランから注文が来ると言ったようなCMが多くあり
また 世界中の情報を一瞬にして手にすることが出来る事が凄いと言われていました。
確かに インターネットの最大の長所は そのグローバル性です
しかし 私は そのグローバル性が地方や中小企業にとっては欠点ではないかとも
考えたのでした。
例えば 地方のサービスを提供する会社や地元の商店街の商店は 世界中から飛行機に乗って サービスを受けに来たり パン一個を買いに来るわけはなく
それは 地元の消費者の方に利用して頂きたいと思うのが普通だと感がえたのです
また 私のような B向け企業は 不特定多数の方にサイトに来て欲しいのではなく
自分と取引がある方が一番来て欲しいのです。 そこで 新しい情報を載せることで
毎回 取引先に訪問して 今度このようなサービス始めましたとか トラックを増車しましたとかを 行く事で伝えるのではなく 相手からいつも見に来ていただくことで
知って欲しいと思っていたのですが、
上記の欠点をなかなか 当時のITサービスでは埋めることが出来にくいと思い
それであれば グローバルなサービスにローカルなサービスを掛け合わせたサービスとして
グローカルなサービスを展開しなければならないのではとまず感じたのでした。
昔の日本には 隣組と言う制度があり 回覧板と言うモノが
町内に回ってきていました
まさに回覧板的な特定極小地域のみでの情報伝達手段も必要だと考えたのです。
そして なんと言っても一番重要なのは コンテンツなのです
コンテンツと言っても色々あります 人それぞれにとって必要なコンテンツは違ってきます。
こちら側が 自社のサービスの事ばかりを強調するのがコンテンツだとか
今の フェイスブックの様に 自分はどこどこでだれだれと高級レストランに行っとかの
コンテンツは 相手にとっては 殆ど興味も湧かないコンテンツになってしまうのです
例えば ある方が野球が好きであるならば 野球ネタの情報を載せなければなりませんし
釣りが好きな人であれば 釣り情報を載せなければなりません
その他 100人いれば100人に合った情報が載って無ければ人は何度もアクセスしてくれません
例え SEO対策をしたり 毎日広告をうったりチラシをまいたりして サイトに誘導しても 中身が面白くなければ 二度とアクセスしてもらえないのです
そうなるとどうなるか? 結局 面白い情報が沢山載っているポータルサイトに人は
集まるのであって
我々中小企業は その検索サイトに載せてもらい 検索でひっかかるのを待つだけになるのです
太平洋の釣り船から 一匹の魚を釣ってもらうような感じだと思ったのでした。
それで お金をかけずにキラーコンテンツを用意するにはどうしたら良いのか?
地域密着型のサイト構成はどうすれば可能になるのか??
ここを解決しなければ 地域の活性化や中小企業がIT活用をすることが出来ないのです。
もし 毎月1000万円の キラーコンテンツがあるとするならば
そんなコストを負担できる中小企業があるでしょうか?
殆ど無理ですよね
でも 負担できる方法があるのです
話は どんどん長くなってしまっていますが
毎月1000万円のコンテンツ代金を 中小企業でも負担できる方法
その 仕組みと内容を
大学との研究の中で見出して行くのです
そしてこの考え方こそが 日本型ITの元になる理論で
後に 世界情報学会でも表彰され 後に特許取得となり
大手マスメディアのテレビ局やその他マスメディアも活用するサービスとなって行くのです
明日からは
この理論の内容についてですが
何度も申しますが 聞いてしまえば簡単な事
手品を見た時に 何故と思うが 種明かしを見た瞬間に なんだ
そんな事か、 と思うような内容です。
が
乞うご期待