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社長&顧問ブログ

2020.9.9

大統領は大工の棟梁から??

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは

 

ペリー来航に纏わる話でした。

 

そして 

日本に親書を持ってくるわけですが

 

私たちは 親書を持って来たと言うことは学校で習いましたが

中身については良く分からないままでした

 

しかし 中身をよく見てみると

アメリカにとっての都合を押し付けている感じでたね。

 

自国の漁師を助けるために 港の開港を押し付けて来ていたのです

 

そして 上陸の時の 後年「アルプス一万尺」の音楽。

 

意味を理解すると さあ 支配するぞと言う感じだったのでしょうが

 

当然 意味の中身を知る人は当時居ないので

アメリカの音楽は変わっているなと言う感想だったのではと思います。

 

しかし これは仕方がないことで 

日本は長い事 鎖国をしていたわけですから

外国の文化について知る由もなかったのです。

当然国際法と言う法律が存在していることなど知りません

 

日本中が幕府が言うことが規則みたいなもですから。

 

そして これを知らない事を逆手にとって

恐ろしい事をペリー達は言い出すのですが

 

この話は 次として

 

親書は米国大統領からのもです。

 

そして この時のプレジデントをどのように訳すかで

幕府内部はもめていたのです。

 

国王でも無ければ酋長でもないのです。

 

選挙で国のトップが選ばれるなんて言うことは想像すらできないのです。

 

それまで 日本には身分制度があり 町人が政治を担うなんてことはあり得ないのです。

 

だから 一般人から国のトップになれると言うことをきいても

にわかには信じられません。

ですから プレジデントと言う人は 日本においてどのような人になるのか?

と悩むわけです。

頭を悩ませているうちに

プレジデントと言う人物は広く市民から尊敬されている人だと言うことがわかり

そんな人物を日本で探すとどういう人なのか?

と考えたのです

 

近所のお寺の住職か? しかし これも宗教が絡むので そうではない。

 

寺子屋の先生か? これも違う。

 

もっと 皆が納得する 人物では無ければなりません

 

そうなると 親分かと言うことになりますが

これも ヤクザがかってるから違うのではと

 

あれこれ 悩んだあげく

 

そうだ 江戸で町人から広く尊敬されている人が居たのです

 

それが 大工の棟梁だったのです。

 

当時は 棟梁は部下も多く人徳の篤い方がなっていました。

 

そして 棟梁の中の棟梁、 それが 大棟梁なのです。

 

そして これを変化させて 大統領と 正式に訳すことになったのです。

 

先日からの左官 右官からの話で

右官が後年大工になって行った話を書きましたが

やっとここで繋がって来るのです。

 

因みに 博多で行われている 博多どんたく港祭りの どんたくと

言う言葉は オランダ語の 休日 ドンタークから来ているのですよ。

 

意味を調べると色々面白い事が分かってきますね

 

当たり前のことを当たり前に考えない訓練として

なんでこんな言葉があるのだろうと 思うことが

頭を柔らかくする訓練になるかもしれませんよ。

 

それで

先ほどの話の続きですが

 

何故 八丈島が米国だとペリーは言い出したのか?

 

無知な日本人をあまりにも馬鹿にした話です。

 

その話は

 

明日に続く、、。

 

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