EXECUTIVE BLOG
2021.4.11
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは 歴史の話からITへの話になって
私が 取得した特許の話に進んでいました。
今まで 色々な特許を取得しましたが
最初は そんな事が出来るわけが無いと思うような事を
どうすれば出来るかと頭を働かせて その方法を見つけ出すことで
特許を取得してきました。
特許と言いましても 技術的な特許と 通称ビジネスモデル特許といわれる
特許がありますが
特別な区別は無く どちらも特許なのです。
技術特許で有名なのは 青色ダイオードでしたね
特殊な技術を駆使して青色を出すことに成功したのですね
一方 ビジネスモデル特許で良く勘違いされるのは アイデアが特許になると思っている方が多く そのアイデアを特許事務所に持ち込んで これを権利化したいと言う方が
居ますが 残念ながらアイデアだけでは特許になりません
きちんとどのようなシステムと連動しているかと言う システム設計図のようなものが必要なのです。
昨日まで書いている 個人情報を守ると言うビジネスモデルも きちんとシステムで実現ができるようなモノでなければ 特許出願すら出来ないと思います。
それで 昨日まで書いている 個人情報を守るための仕組みとは一体
どのようなものか?
なのですが
これを 言葉でわかりやすく書くのも大変なのですが
私が セキュリティ会社に最初に話を持ち掛けたのは システム上中央に
情報を守るためのシステムが必要だからです。
これを IT会社が行うのではなく 一般の良く耳にする 警備会社が
目に見える、個人宅の警備や 会社の警備だけでなく
目に見えない 情報の警備も扱うのが良いのでは思い声をかけたのです。
システムが出来上がると 例えば 太郎さんが デパートでプレゼントをして
花子さんに送ることを想定した場合
先ず太郎さんは デパートのサイトに行き 自分の個人情報を入力しなければなりません
それから決済方法もですが これは カードを使う事が多いですね
それから 商品を選んで買い それがプレゼントであれば花子さんの送り先住所を書かなければなりません
そして デパートは 太郎さんの注文に合わせて商品を用意してそれから伝票をはっこうして商品と伝票を運送会社に渡して 運送会社はその伝票を元に送り先に届けることになるのですが
この場合 送る側の個人情報はデパートに知られてしまいます
受け取る側の情報も知られてしまいます
デパートのようなセキキュリティがしっかりしていれば あまり危険は感じませんが
規模の小さい個人商店などは問題があるかもしれません
そこで 思いついたのが 信頼ある 大手情報警備会社のようなところに
自分の情報を預けるかわりに あるナンバーのようなものの発行を受けるのです
そうすると 花子さんは太郎さんから 住所を聞かれたら 「私の住所は9391123よ」 と単なる番号を教えればよく それを聞いた太郎さんも 自分も登録することで
11234456番を取得したとすると
ECサイトの個人情報には その番号を記入するだけで良く ECサイトはこれだけですと
決済も 配達も出来ませんが
ECサイト側は 情報警備会社に対してその番号での決済をお願いすると同時に伝票も
発行され 商品と伝票を受け取った運送会社は 最終届ける時に その番号から住所を警備会社から知らせを受ける事で配達が出来るようにしたシステムなのです
勿論運送会社には 本来の番号とは違うワンタイムだけの番号を知らせることで
運送会社経由で 番号の人の個人情報を知る事が出来ない仕組みにしておく事で
完璧に個人情報は守れる流通を完成することができるのです。
通販会社等にはまるサービスだと考えたのですが
その事を 通販会社の人間に話したところ
驚くような言葉が出てきたのです
一体どんな事を言われたのか!!!???
それは
明日に続く、、、、。