EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2021.4.17

施主の立場

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは

ITの話から 数十年前の建設業界の話に遡り

しかしながら そこで 体験したことが

現在のITビジネスの原点になると言う話でした。

 

何故建設業界を知ることが ITの原点になったのか?

ですが

こういう事も 興味を持って知ろうとしなければ

建設業界とはそんなものなんだよ と言う常識に流されていたかもしれません。

 

この業界の ゼネンコンを頂点としたピラミッド構造を知った時に

一番上に君臨出来るようにならなければいつまでも下請け構造は変わらないと

思ったのです。

 

我々の物流業界も似たようなものだったのです。

 

これではいつまでも相手の顔色を伺いながらお仕事頂戴の体質を抜けきれないと思っていたのですが

 

頂点であるはずのゼネコンが相手の顔色を伺っている光景に出くわした時に

それから20年後のIT時代におけるビジネスモデルを思いつく事になったのです。

 

それは

頂点であるはずのゼネコンですら頭が上がらない存在が居るのです。

考えてみれば当たり前のことですが それが施主と言う立場の人です。

 

天下のゼネコンであろうと 発注側の施主に頭が上がるはずがありませんから。

 

で施主がすべてをゼネコンに託してしまえば 当然受注したゼネコンは系列の

協力会に仕事を投げるのですが

系列に入れていない業者からすれば なんとかこの仕事が欲しいと思って

ゼネコンにお願いにいってもなかなか協力会までを押しのけて受注することが困難なのです。

その時に 昨日書いた 施主営業を行うのです。

自分達の力では ゼネコンを動かすことが出来ないので 施主に頼み込んで

ゼネコンに圧力をかけてもらい仕事を受注するのです。

施主から頼まれてしまえば ゼネコンと言えども断ることはできませんね

この事を 施主営業と言い 施主からの圧力の事を 神の声 と言うのだと

言う事を 当時私は知る事になったのです。

 

業界の構図も色んな角度から見ると見え方が違うのだなと思うです。

 

私の会社も下請的体質が強い業界なのですが

ある時 私が施主の立場になることがおきたのです。

 

これも当たり前の事ですが

物流業と言えども 自分自身の建物を建設することがあるのです。

しかも 物件的には 一軒家とは違い 数千坪と言う建築物になります。

計画をする段階から あちこちの建設会社が挨拶にくるのです。

 

それまではゼネコンは雲の上の存在と思っていたのですが

街中で良く目にする大手のゼネコンまでが足を運んでくるのですから

その時は驚きました。

 

なるほど これが 先に目にした光景と同じ ゼネコンの上の存在なんだな

と思ったのです。

 

当然建設の発注にあたりましては 業歴や信用 価格を基準にしますが

滅多にない 施主の立場にたったのですから

ここで あるアイデアが実行できるかの実験をしたいと考えたのです

 

そのアイデアとは??

 

それは

 

明日に続く、、。

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