EXECUTIVE BLOG
2021.5.3
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
炎天下での
筑後での油流出事故の対応の話から
コンテナから荷降ろしをする時に起きた問題の話でした。
その日も炎天下でしたので
流石の体育会系の学生も数分と持たずに音を上げてしまったのです。
毎日炎天下の中 練習を積んでいる学生でさえ
真夏のコンテナの中の重労働には耐えられないと感じて
「シャレになりません」 の捨てセリフを吐いて
帰ってしまったのです。
しかし この作業を放置しておくわけにはいきません
倉庫業と言う仕事柄 大切な商品をきちんと入庫して安全に保管しなければ
ならないのです。
しかし この日は 他のお得意様の荷物も大量に入庫されてきているので
他から作業員を回す事も出来なかったのです。
ここで 解決する方法は一つだけです
それは
私自身が一人で作業を行うという事しか解決方法は残っていなかったのです。
炎天下の中 学生も逃げ出す重労働で しかも6人分の仕事を一人でしなければなりません。
昨日書いたように 一番上の商品を取り出すためには
指先一本の爪と指だけで引っ張りださなくてはなりません 剥がれる思いで引き出し
指だけでさらに手前に引き寄せ それから 商品を落とさないように
自分の胸に滑り落とすのですが その時に腰にかかる衝撃は相当なものです。
これを 一つづつ引き出しては パレットに積み上げて行くのです
取っても取ってもなかなか荷物は減りません
そして 中に入れば入る程 コンテナの中は物凄い高温で暑さの為に息も出来ない
くらいでした。
それでも 全ての商品を倉庫にきちんと保管をしなければならないと言う
責任感だけの気力で 作業を続け
やっと一個目のコンテナ作業が終わったらと思いほっとする暇なく
次のコンテナからの荷下ろし作業に取り組まなければなりません
又同じように 最初は一本の指先の力だけで商品を引き出す作業からの
繰り返しになるのです。
よほど気力が無ければ途中でへたり込んでたと思います。
とにか全ての商品を完全に倉庫内に保管するまではは気を許すわけには
行かないのです
そして
途方もなく思われた作業も やっと終わります。
6人でも出来なかった作業を一人でやり遂げたのです
当時私も20代であったので出来たのではと今は思います。
そして
作業が終わり
夕方 食事をする時に
ある異変が体におきたのです、、、。
一体 どのような異変が起きたのか?????
それは、、、
明日に続く、、、、、、、、。