EXECUTIVE BLOG
2022.1.3
高光産業株式会社 妹尾八郎です
2022年
一月三日 月曜日です。
昨日までは お正月ネタで お年玉年賀はがきの話でした
しかし このサービスは一人の民間人の発想だったと言うのが
驚きですね
このアイデアを 当時の郵政省に持ち込んだのでしょうが
頭の固い役人の気持ちをよく動かせたと思います。
通常で考えれば そんな事受け入れられるわけがないと 最初から諦めてしまう人が
大半でしょうが
この方は 諦めずに何度も 何度も 説得したようです。
この林正治さんと言う方は どうも大阪で 雑貨屋さんを営んでいて ご自身は
画家でもあったようですが
その後どうなったか迄は 分かりません。
戦争を体験した林さんは 消息が分からなくなっている方への 連絡手段として
単なる ハガキではなく 人々が興味を持つお年玉付き年賀はがきを思いついたようです。
それで
今日の話は このお年玉年賀はがきも ずいぶんと歴史を重ねてきて
昨今の IT時代に入ると メールやSNSが年賀はがきに代わってきて
販売数も落ちてるのにも関わらず いまだに 同じ手法を続けていることに私は
疑問をもって
単に IT時代なんだから ハガキより メールなどを活用すれば良いと言うのではなく
折角 日本に根付いておる お年玉年賀はがきに ITを組み合わせることで
販売数も伸びるアイデアを 私は持っているのです。
私が取得している 特許を活用する事で それが可能になると言う話へと
展開しなければならないところでしたが
その前に
またまた 疑問が湧いてきたことがあったのです
それは
そもそも お年玉ってなんなの??? なんです
今では 当たり前に使っているお年玉ですが
親が子に渡すサービスの様になっていますね
この始まりは 一体なんなのか?に興味をもったのです。
現在のお年玉はお金が主流ですが、もともとはお餅だったのです。
でも、単なるお餅ではありません。
なぜならそれは、「魂」を象徴するものだったからです。
この魂とは、生きる力、気力を意味するものだそうです。
昔は、年の初めに年神様から新年の魂を分けていただく、
つまり、毎年一年分の力を授かると考えられていたのです。
そもそも一連のお正月行事というのは、
新年の神様である「年神様」を家に迎えて・もてなし・見送るための行事です。
年神様は、新しい年の幸福や恵みとともに、
私たちに魂を分けてくださると考えられていたのです。
毎年魂を分けていただくということは、その数を数えれば年齢になります。
そこで、誕生時には魂があるから生まれたときは1歳と考え、
その後は元旦がくるたびにみんな一斉に年をとる「数え年」だったのです。
では、どうやって年神様から魂を分けていただくのでしょう?
鏡餅が年神様の依り代であるように、
家に来た年神様は鏡餅同様に餅玉に依りつきます。
すると、餅玉には年神様の「御魂」が宿るのです。
この年神様の御魂が宿った餅玉が、その年の魂となる「年魂」です。
そして、年魂をあらわす餅玉を、家長が家族に「御年魂」「御年玉」として分け与えました。これがお年玉の由来で玉には魂という意味があるのです。
そしてこの餅玉を食べるための料理が「お雑煮」で、
餅を食べることで体に魂を取り込みました。
ですから、お雑煮には必ず餅が入っており、お雑煮を食べないと正月を迎えた気がしないという感覚にもなるのです。
また、年の賜物(たまもの)であるため、「としだま」という説もあるのです。
では
このお年玉 いったいいつから今の形になったのでしょうか????
それは?????????
明日に 続く、、、、。