EXECUTIVE BLOG
2023.11.14
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 弱小軍団のホークスを率いた王監督が
それまでの常識を打ち破って新たな指導を行ったと言う話でした。
そして 新戦力として 青山学院大学から 小久保や井口が入団することになるのです。
この二人の入団に関して 当時のホークスのオーナー代行であった 中内正氏が
青学出身であったことから 青学人脈を駆使したと言われていますね。
当時は まだ逆指名と言う制度が生きていました。
現在、日本で行われているドラフト会議の制度は、
1位のみが指名入札方式を採用し、2位以下の偶数順位はウェーバー方式を採用、3位以下の奇数順位は逆ウェーバー方式を採用しています。
指名入札方式とは、同一の選手が複数のチームから指名された場合に抽選を行い独占交渉権を得る方式で、ウェーバー方式とは、その年に行われたリーグ公式戦での順位が最下位のチームから順に選手を指名し交渉権を得る方式を言います。
過去には入団を希望する選手が球団を選ぶことが出来る制度も採用されていた時期がありました、それが、逆指名制度と言われる制度で、1993年から2006年まで採用された制度でした。
これは
大学生・社会人を対象に希望の球団を選手側から指名することができ、
ドラフト指名を経てはじめて入団交渉が可能となります。
この制度はのちに自由獲得枠・希望枠制度と制度の中身を改善しながら名前も変わっていきましたが、数々の問題を引き起こし2006年を最後に制度として廃止されました。
小久保や井口は この逆指名制度を利用して 当時のダイエーホークスに入団したのです。
この頃のダイエーは全盛期でしたので 金満経営と言われ資金も豊富にありましたらから
中内青学人脈を活用して この強力な選手を獲得する事ができたのです。
この事も 我々地元ファンは大喜びでした
大学野球のスパースターが 入団してくれた事を大歓迎していました。
この辺りから 少しは強くなるのではと思い始めたファンも多かったと思います。
彼ら新人は 王監督以前の指揮を知りませんね
世界の王から指導を受ける事の方に喜びを感じていましたので
それまでの負け犬根性の選手たちとは大違いです
かれら一流選手が目の色を変えて 必死で練習に取り組むことで
周りもだんだんと意識が芽生えて来たのです
しかし
まだまだ これだけでは足りません
そこに 現れたのが 彼です!!!
の話は
明日へと続く、、、。