EXECUTIVE BLOG
2019.7.21
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日からの続きです。
平成11年の洪水の話です。
朝から 会社のそばの御笠川が氾濫して、
会社事務所が浸水した話です。
朝から 連絡があり慌てて腰まで水につかりながら、会社に着いてみたら
事務所が半分水につかり パソコンまで水没してしまっていたのです。
これには 慌てました。
常識で考えて パソコンが泥水に浸かったら もう使えないと
使えないということは 業務に支障が出ると言うことです。
一体どうすれば良いのかと茫然としていました。
事務所の泥水は 掃き出して 何とか拭き上げ濡れた伝票は乾かせば何とか
なるのですが
万が一大事なデータが飛んでいたら大変なことになると思っていました。
やがて 水が引いてきて 社員も出そろってきて
まず 今後の対応を話し合い 手が空いた人間から 泥水を屋外に出し
伝票などは 乾かす準備をすぐに始めたのです。
問題は パソコンです。
当時 会社でIT研究会を行っていたので 会社に大学の研究員のかたも常駐していました。
彼が来たので すぐにこの惨状を見てもらい
パソコンが泥水に浸かってしまったが データの回復などは
どうすれば良いか質問したところ
彼は 涼しい顔で 「水で洗い流せばよいですよ」 と言うのです。
それを聞いた私は 「 えーーーーーっ パソコンって洗えるのですか?」
と聞くと 洗えるとのことでした。
それから 真水で 一台一台を綺麗に水で流し 泥を除去して 最後に乾燥させ
元の状態に戻すことが出来たのです。
事務所の掃除から 伝票の乾燥 パソコンを元の状態に戻すまでに
約3日間かかりました。
本当に大変な出来事で
こんな事は二度と起きて欲しくないと思っていたのですが
それから 4年後
またまた 福岡が 大水害に見舞われるのです。
その時
次は この災難が 私自身の身の上におきました!
その災難とは??
続く。