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社長&顧問ブログ

2020.5.19

お手紙.comへの道

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです。

 

 

昨日までは

 

中小企業のIT活用方法として

コストがかかるためにキラーコンテンツを自社で用意はできないので

それであれば こちらで用意できる方法はないかと考えて

フリーメールの開発に取り組んだ話でした。

 

まだ これだけでは コストをかけずにコンテンツを利用するところまでは

行きませんが

活用できるコンテンツであることやその利便性をまず証明しなければ

なりません。

 

ここが又一苦労話になるのですが、

 

今でこそ Gメールやヤフーメールなど数多くのフリーメールはありますが

20年ほど前はそんなに存在はしていませんでした。

 

まずは ネーミングが大事だと考えて

メールは手紙の延長だからと思い

そのドメインを otegami.com (お手紙.com)としたのです。

 

我ながら良い案だと思いました。

 

先日からキラーコンテンツが重要だと書きましたが

自分宛てのメールこそが 何よりも勝るキラーコンテンツではと考えたのです。

 

当時は 携帯もまだガラケーが始まる前でしたし SNSも無い時代でした。

 

今でこそ 色々なツールは存在しますが

大事なのは中身なんですね。

よく学生さんにも話をしていますが

 

もし彼女への告白の返事を受けるのに

彼女が手紙で送りますと言うと 何日も 郵便受けの前で 郵便屋さんが来るのを

待つでしょ と

その時に 僕はラインしかやらないから ラインでと思っても

彼女が大切な返事は 手紙で送りたいと言ったらそれを拒否しますか? と

聞くと

そうであれば 手紙を首を長くして待ちますと答える方が大半です。

 

このように どんなにツールが進化しても

大事なのは 価値ある中身なんだと当時考え

その 一番が 自分宛てに届くメール 自分が届けるメールだと考えたのです。

 

今の様に スマホもなく パソコンも小型化ではなかったので

いつでもメールを開くことが困難でしたから

フリーメールは非常に有効な手段でした。

 

そして 何よりも メールを使うときは 必ず特定のサイトに訪問してからでは

ないと ログインが出来ないのです。

 

それにより アクセスは飛躍的に伸びて行きます。

 

このメリットを最大に活用しようと考えたのでした。

 

これだけですと フリーメールが用意されたサイトにのみアクセスが集中しますから

私が考えている 中小企業の為にはならないのですが

 

それは この開発の途中にビジネスモデルとして考案していくので

その話は 後に譲るとして

 

今回は この フリーメールの開発をしようと思うところからの話です

 

先ず 自分の理論が正しいかを実証しなければなりません

本当にアクセスするのか? そして何よりも使いやすいのか? 使いたくなるのか?

です

ネーミング的には お手紙.com は皆にウケたのですが

システムをどうしていくか? が問題ですよね

私は 技術は詳しくないのですが

メールを送るのですから もちろんセキュリティも万全でなければなりませんし

送受信のシステムから アドレス管理など 相当手をかけなければなりません

 

簡単に言うと 今 皆さんが活用しているGメールを想像して頂ければよいですが

殆どその機能と同じような仕組みを搭載しなければ ユーザーは活用してくれませんね

 

だとすると

そこから始めなければなりません

 

しかし 考えてみてください

私は当時は一介の物流会社の人間です。

そんな人間が この仕組みを到底開発する 技術もお金もありません

 

この理論だけ振りかざして 誰かスポンサーを探そうとしても相手にはされないのです

 

これでは 中小企業の活性化や地方創生などは 掛け声だけに終わってしまいます

 

しかし これをやり遂げる事になるのです

 

金も技術も無い人間が どのようにして難問を乗り越えて やり遂げて行ったのか??

 

 

その血と汗と涙の行動は??

 

 

明日に続く、、。

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