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社長&顧問ブログ

2023.10.31

キューバ危機

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは スカパーさんの放送所見学したはなしから

衛星放送の話になり

世界最初の衛星放送が アメリカのケネディ大統領の訃報を伝えることに

なってしまったと言う話でした。

 

本来であれば 大統領の演説を伝えるはずでしたが それが訃報を伝えるとは

一体誰が想像したことでしょうか?

 

最近のアメリカの大統領は 今のバイデン大統領も その前のトランプも

かなりの高齢ですが

ケネディは確か45歳くらいで大統領になったと思います。

 

彼は 宇宙開発にも力を入れており 1960年の最後までに 人類を月に到着させる計画を世に出した事でも有名ですが

 

何より 人類の危機を救ったと言われているのが キューバ危機事件でした。

この時は 本当に アメリカとソ連は 核戦争勃発寸前でした。

 

もし この時に核戦争が起きていれば 今頃 こんなのんきに ブログも書いていないし

もしかしたら 人類は滅亡していたかもしれません

 

では キューバ危機とは 何だったのか??・

おさらいの意味で、、、、。

 

キューバ危機とは1962年10月16日から28日までの13日間に渡って、核戦争ギリギリにまで緊張が走った出来事を指します。

この時は冷戦の真っただ中でした。

 

時は少しさかのぼり1959年にキューバでは親米だったバティスタ政権が崩壊し、

カストロやゲバラが率いる社会主義革命政権が誕生したのです。

 

これにより地理的にも非常にアメリカに近いキューバが親ソ連になってしまったのです。アメリカからすればたまったものではありません・・・。

目と鼻の先に仮想敵国ソ連の仲間が誕生したのですから。

アメリカも亡命者支援などで革命政権の転覆を図りますが、うまくいきませんでした。

 

さらにキューバには驚くべきものが建設されようとしていたのです。

 

1962年10月14日。アメリカ空軍の航空写真により、キューバにソ連指導の下で核ミサイル基地が建設されていることが判明しました。

キューバにミサイル基地があるということは、

ソ連がキューバから核ミサイルでアメリカを攻撃できるということなのです。

アメリカは直ちにキューバの海上封鎖を行い、核の搬入を防ごうとしました。

 

しかし、

ソ連は潜水艦に護衛された艦船を封鎖ラインに接近させ、

危機は頂点に達したのでした。

この時

ケネディもフルシチョフも、誤った判断が間違いなく核戦争を勃発させることになると認識したのです。

 

頂点が危機に達した結果、ソ連総書記フルシチョフが提案を出します。

フルシチョフは、アメリカがキューバに侵攻しないと約束するならミサイルを引き上げると伝えアメリカ側も承諾し、無事両大国の衝突は回避されました。

 

この事を教訓に

米ソにはホットラインが開設され、一時的に冷戦が緩和されることになった

と言うわけです。

 

これほど「もしも?」を考えさせられる出来事もありませんね。

 

映画や小説の中のようにハッピーエンドで終わりましたが、

周りには核戦争をしたがる人々がウヨウヨいて、ちょっとボタンを掛け違えれば、

まさに第三次世界大戦が勃発していたのです。

 

ケネディの英断で 戦争を回避できたと言う事で

かれは国内で称賛されたのですね。

 

一方のフルッショフの英断も忘れてはなりませんが

 

彼は

 

第二次世界大戦の対ドイツ戦で スターリングラードの戦いにおいて

非情な作戦を命じてました

 

これは 映画にもなっていますので ご覧になったかも居るかもしれません

 

こんなひどい命令があるのか???? と思ってしまいますが

それと同じ事が 現在 対ウクライナ戦争でも行われているというのです、、、。

 

その非情ともいえる命令とは????

 

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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