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社長&顧問ブログ

2022.11.24

ナポリタン

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

お好み焼きの発祥の地は東京浅草の「染太郎」 と言う店で

たこ焼きの発祥日は 大阪の「会津屋」 と言う話でした。

 

本来は ここで 月島名物 もんじゃ焼きの話に戻らなければなりませんでしたが、

 

最近まで 発祥の地を勘違いしていた食べ物がありました。

 

今日は その話に、、、、。

 

その食べ物とは スパゲティのナポリタンです。

ナポリタンはどこか懐かしさを感じるスパゲッティ―で

私は 特に 昔懐かしナポリタンが好きです。

誰でも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?

 

やはりナポリタンという名前だけあって

私は、イタリアのナポリと関係があるとばかり思っていました。

 

実は、ナポリタン発祥の地はここ日本だったのです。

横浜にあるホテルニューグランドの二代目総料理長であった入江茂忠氏が

ナポリタンの起源となる「スパゲッティ―ナポリタン」を考案したことが始まりだそうです。

しかし、

この時のスパゲッティ―ナポリタンにはケチャップが使われていなかったのです。

 

では私たちの知るナポリタンはどのようにして誕生したのか??

 

終戦後、日本が米軍によって占領されていた頃、横浜ホテルニューグランドは

GHQ将校の宿舎として7年間にわたり接収されていました。

 

そこの米兵たちはスパゲッティに塩コショウとトマトケチャップで味付けしたものを

昼食や夜食としてよく食べていたそうです。

 

そんな食生活をする彼らに

きちんとした料理にして提供してあげたいと考案したのが「スパゲッティーナポリタン」だったそうです。

 

ハムとマッシュルームを炒めた中にスパゲティーとトマトソースを和え、

仕上げにパルメザンチーズとパセリのみじん切りをふりかけた一品です。

 

しかし、このナポリタンにはケチャップが入っていませんでした。

私たちが知るケチャップを使うナポリタンは、

ホテルニューグランドの初代総料理長サリー・ワイル氏の弟子、石橋豊吉氏によって作られました。

 

しかし この食べ物が 何故ナポリタンと呼ばれたかは、

 

「ナポリタン」という命名は、中世のころナポリの屋台で庶民向けにトマトソースをかけたスパゲティが売られていたことをヒントにしたものだという事で 日本人が名付けていたのです。

 

お好み焼きもたこ焼きにも それぞれに歴史があるように

ナポリタン誕生の裏にはこのような話があったとは知らずに

いつも注文していました。

 

話は月島にもどって 何故月島が もんじゃの聖地となったのか????

 

それは

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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