EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2022.1.22

フランス外人部隊

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは ナポレオンに関する話でした。

そして 長くイギリスとも戦争をしていたのです。

 

戦争と言うと軍隊が必要ですね

軍隊は兵隊の集まりです。

 

フランスは ナポレオン時代までは 徴兵制だったのですが

長い間戦争をしているうちに

若い人達が戦争で亡くなってしまったのです。

 

これでは 徴兵制を続けることが出来ません

そこで 出た案が外人部隊と言う組織だったのです。

 

自国の人が居ないのであれば 兵隊を雇えば良いと言う発想なんでしょうね。

 

この発想自体が非常識的発想ではと思いますが

きちんと指揮命令が行き届けば 問題なく運用されるのでしょう。

 

 

フランスに限らず、ヨーロッパにおいては

戦争の際にスイス人など外国人の傭兵が活躍することが多かったのですが、

近代になるとほとんどの国で軍隊は

徴兵制度による国民軍の形態を採るようになってたのです。

これは何故かと言いますと

フランス革命戦争およびナポレオン戦争ではフランスの国民軍が、

他国の寄せ集め職業軍人集団である傭兵隊に対し圧倒的な強さを見せたからなのです。

 

「国民軍」を生み出したフランスにおいて

外国人による純然たる職業的戦士集団から構成される外人部隊の設立に至った経緯は、

皮肉にもナポレオン戦争によって創設・普及した国民軍の一員として戦った多数の青壮年男性が命を落とした事と、

その後も産業革命による生活水準の向上と男性の生産年齢人口の激減、

男女比の歪みが響いて人口が伸び悩んだことで

兵力の確保に問題を抱えるようになっていたことに起因するのです。

 

さらに1830年から始まったアルジェリア征服戦争では、

征服予定地のアルジェリアへ派遣されたフランス国民軍の間に非常に多くの死傷者を出していたため、国民の非難を受けることを怖れた政府は、

それまでの傭兵とは異なった、自国軍の士官によって外国人兵士を指揮する、正規軍と同じ地位を与えられた部隊の設立に踏み切ったそうです。

それが

かつてワーテルローの戦いで総参謀長を務めたこともあるスールト軍事大臣の取り纏めで、1831年3月10日、ルイ・フィリップ国王の署名によって誕生したのです。

 

このフランス外人部隊には 日本人もいるのです

 

フランス大使館で一定の基準をクリアできれば

誰でも応募できるようですよ

 

わざわざ命を懸けて 戦地に赴く外人部隊に入隊する日本人が本当にいるのか

と思ってしまいますが

実際にはいるのですね。

 

という事で

そろそろ

フランスネタは終わりになり

明日は

ノルマンディーの話に進めるのか???

 

それは

 

明日分かります。^^

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍(Amzon)