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社長&顧問ブログ

2023.11.8

モダンガール

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 文化の日 昭和の日からの話で

そういえば 大正の日が ないなと言う話でした。

 

ご承知の通り大正時代は15年しかありませんので

何か 大きな出来事といわれても なかなか思い浮かばないのです。

 

明治時代は 明治維新に始まり 富国強兵策を押し進め 日清戦争 日露戦争と

大きな戦いに勝利する事で 列強の仲間入りを果たして行きました。

 

また 昭和時代になると 軍部が独走し始めて 太平洋戦争で大敗し

原子爆弾の被害を受けた唯一の国となってしまいました

 

しかし その後復興を果たし これまた大国の仲間入りした経緯があります。

 

それと比べてみますと 大正時代の出来事としては 第一次世界大戦がありますが

沖縄の様に国内が戦地になる事はありませんでした。

激しい出来事を思い出すより 大正ロマンと言われるように

キナ臭い話ではなく なにかロマンティックな香りを感じてしまいます。

 

大正初期から、国内では“憲法に基づく政治を守ること”をスローガンとした護憲運動が起こっていましたが、大戦後さらに世界の動きに便乗していきます。

この時期の民主主義を唱える動きを『大正デモクラシー』と呼びますが、

この思想は民衆にも広まり、民衆の政治への関心も高まっていったのですね。

さらに

女性の活動も盛んになり、平塚らいてう、市毛房枝等のを中心に女性の政治活動の自由や男女の機会均等などを求めて活動が進められていました。

当時は女性が上の学校に進めるのは稀であり、政治の話も女がするものではない!という風潮でした。

このように民衆の中で弱い立場にあった人々が多く立ち上がった時代でもあります。

 

多分これが 昭和初期だと 憲兵による取り締まりが激しかったと思います。

 

また洋服が最初男性に普及していきました。

明治時代までは和服がまだまだ主流だったようです。

 

高い教育を受けた人々が民間企業に勤め、

この頃から「サラシーマン」が庶民の中心的存在になっていったのです。

女性も社会進出し始めて

バスガールや電話交換手等の職業女性たちの制服であったり、

高等女学校の制服に洋服が採用されたりすると、徐々に女性達にも洋服が広がっていきました。

 

ワンピース姿の女性はモガ(モダンガール)と呼ばれたりしました。

洋食も広がり、『カフェ』や『レストラン』なども出来てきたのです。

この時に

ライスカレー・トンカツ・コロッケなどが広く食されるようになり、

現在も人気の森永やグリコのキャラメル、明治のミルクチョコレート、カルピスなどがこの頃発売されたのです。

 

大正時代を振りかえってみますと 何か ホンワカ 文化的な香りがする気がします。

 

しかし この大正時代にも大きな出来事がありました。

れが 関東大震災です。

 

帝都東京は焼け野原になってしまいましたが

それでも 民衆の力は凄いと思いますが 数年で都市を復興させています。

こんな 文化の香り高い時代が

昭和に入ると 一気に軍国主義になっていったのは 何故なんでしょうか?

 

大正天皇がもう少し長生きしていれば 軍部を抑える事が出来たのでと

思ってしまいます。

 

昭和天皇は 20代で大正天皇の後を継いだので 若すぎたかもしれません。

 

しかし 昭和天皇も 平和を一番に考えておられましたので

最後は国土が焦土と化す前に ご英断により 終戦に導く事が出来た事は

素晴しい事だと思います。

 

で 戦後も天皇陛下といえば 色々な興味ある事があります

 

それは???

 

明日に続く、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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