EXECUTIVE BLOG
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2020.4.17
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
五段論法の続きですね、
昨日の話は 私が保有する 冠婚葬祭関係の
ビジネスモデル特許を業者に与えるにあたり
その対価はどうするのか？ と言う話でした。
普通は ここで 加盟料金や運営料金を頂くのですが
これは 直線的な営業になりますね
この権利を活用できる業者は 殆ど
独占的な営業が可能になるのですから どうしても
活用したいとなるでしょう。
一体コストはどのくらいかかるのだろうか？と
まずは心配するはずです。
しかし ここは あえてその話はせずに
ほぼ無料での提供を提案するのです
それでは どこでビジネスにするのかになりますね。
例えば
結婚式であれば 大体の場合、新郎新婦は 新しい住居に
引っ越しをされますし
引出物の購入もするでしょうし
葬儀の場合であれば会葬品の購入も産まれます。
更に冠婚葬祭に出席するかたのデーターベースも
生れてきます。
巨大なビッグデーターを構築できるのです
これらを活用しない手はありませんね
答えは
冠婚葬祭業者から費用を頂くのではなく
関連する事業を起こしてそこで収入を得る方法を提案させて頂くのです。
これであれば 冠婚葬祭業者にコストが発生する事が
ありませんね
先日までの 卸業者物流合理化の話と同じ事です。
今回の話は
冠婚葬祭業者が 厳しい競争に勝ち抜きたいのですから
コストがかからないのであれば 提案を受け入れたいはずです。
では どうするのか？？
披露宴が多くあれば そこで 食材購入や備品の購入もあるでしょうし
広告費も払っているはずです
また 新郎新婦も 引っ越しはどこかに頼まなければなりませんね
よほどの事が無い限り きちんと請け負ってくれる業者であれば
そんなに 引っ越し業者に拘ることも無いのです
当然 新しい家族も今後増えるのであれば 保険の見直しも起こってきますね
これらをまとめたサービスを弊社で行えば
冠婚葬祭業者はコスト負担しなくて済むのです。
常識でものを考えれば
システム屋はシステムの売り込みをする
引っ越しやは引っ越しの売り込みをする
保険屋は保険の売り込みをする
食材屋は食材の売り込みをする
備品業者は備品の売り込みをする
他にも 掃除業者 クリーニング 花屋 美容室 貸衣裳
広告 等など数えきれないほどの
サービスが 冠婚葬祭業者の周りで取引をしています。
私の考えは 冠婚葬祭サービスの特許権利を無償で与える代わりに
これらのサービスを可能な限り引き受けさせて頂く戦略なんです。
極端話をすれば
冠婚葬祭業者は 今ある取引口座を変更するだけで
夢の仕組みが手に入るのです
それなのに
新たに出て行くお金は無いと言う事なんです。
不思議ですよね
困るのは 今まで 何の努力もせずに 今までお付き合い頂いていたのだから
これから先も永遠に取引が続くと考えていた取引業者です。
もし 私のような会社がサービスを展開してきたら
今までの取引先を今後も守れるでしょうか？
今までは 長年のお付き合いで取引は続いていたでしょうが
冠婚葬祭業者と既存取引先の為に仕事を発注するのが一番の目的ではなく
自社の売り上げを伸ばし 今後の競争に打ち勝っていくのが
一番の目的なんです。
今まである事がずっと同じように続くとは限らないのです。
先般からの話で 弊社の物流のお得意様とは永遠にお取引ができると
思っていましたが
その会社がトヨタかんばん方式を導入することが決まり
一気に取引終了に向けて話は進んでしまうのです。
これらを教訓にして 新しい物流の仕組みを構築し
更に ＩＴの時代になって ビジネスモデル特許を活用する事で
経営に攻めと守りの戦略を構築していったのです
まあ ここまで来るのに 数十年かかるわけですから
社内の人たちからもなかなか理解を得られない事が多々ありました。
それを乗り越えて行く信念も必要なのでしょうね、
今日の話は
直接営業をするのではなく
特許権利を活かしたビジネスの進め方の話でした。
今からこれまた４０年ほど前になりますが
特許もＩＴも無い時代に
同じような手法で営業をしたことがあるのです。
何も 特許が無ければできない話ではないのですよ
その具体的な実話を
明日から 書かせて頂きます
続く、、。
