EXECUTIVE BLOG
2021.5.14
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
私が新入社員当時の話で
最初に回された部署で 激しい虐めに合っていたと言う話でした。
イジメも考えようで 相手からすれば イジメているなんて気持ちは
無かったかもしれません
こちらが無能なせいで 相手をイライラさせてしまい
そこで 小言を言われることを勝手にこちらは虐めと思っていたのかもしれないです。
先輩たちから お前も泣かされるぞ と最初にインプットされてしまっていたので
勝手に虐めと摺りこまれたのかもしれません
相手も 会社の為に早くスキルアップさせる為の行為だったのかもしれないのです。
私自身は その後入社してきた新人には
業務時間前に呼び出して 別室で 仕事の段取りを教えて
相手から あれこれ言われる前に こういう事をしておけよとか
懇切丁寧に教えて行きましたので
先輩社員の逆鱗に触れることなく 無事業務をこなしていたみたいで
その翌年は 又その後輩が 新入社員を早朝から指導した結果
私が求めていた 負の連鎖は 私の時代で無事断ち切る事が出来たのでした
自分もイジメられたのだから 次に入社してくる後輩社員も泣かされたら
いい気味だ なんて事は思わなかったのす。
とにかく そういう事が行らない雰囲気づくりと 業務がスムーズに行く方法を
考えて 間違いやすいところがどこかを示していればミスは減るのだと考えての
行動でした。
甘やかしとは違うと考えていましたが 甘やかしと丁寧な指導もこれまた違うので
受けての考えにもよるものだと思いますが 当時の後輩たちは皆優秀でしたので
意図もすぐ汲み取って頂けたようです。
さて
昨日の続きで 自分がイジメられて悔しい思いをしながらも
激しい罵声にも 反論 言い訳することなく 理不尽な言われ方をしても
平然と 効き目ないですよ 的な感じで受けていたので
言う方を根負けさせる作戦が功を奏して
一旦 胸襟を開いてくれた先輩には 今度は懐に飛び込む作戦を演じ
そして 同僚からの信頼を得ることで 業務改善の為の提案を次々に行うのですが
それも はたから見たら 馬鹿じゃないの? と言われるような 奇天烈な事を
提案していたのです 通常だと きちんとマニュアルを作るとか 指導書などを中心に考えるのでしょうが どんなに素晴らしい手引書があっても実際 行動する人間が心からやる気を出さない限り 成功はしないと思いました
そして 自分自身が 同僚に宣言したのは 私自身がミスした場合は
この場に土下座して 皆様にお詫び申し上げますとか
一日 ミスがない場合は 安月給の新人ですが 私が全員分の食事を御馳走しますとか
から始めたのです
最初は馬鹿な男だなとか 男が土下座するとかふざけた野郎だ それでも大学出てきたのか? みたいな扱いを受けましたが
これを毎日繰り返すうちに 皆が こいつの為に協力しようかと言う雰囲気になったのでした それから 一気に業務は改善されて行き 昨日書いたように
全支店の中でも最下位の評価だった業務が なんと 全店最優秀に上り詰めたのでした。
それで 課長も支店長から褒められたようで
その後私のところに来て
どんな事をして業務改善に繋がったのか?を他の支店も知りたがってる。
良いマニュアルでも作成して配布出来ないか?と言うのです。
しかし そんなマニュアルが出来るわけないのです
一人の男がピエロを演じて 馬鹿に徹して 人から笑われようが 土下座したり
自腹で全員分を奢るなんて事を書けるわけないですし
多少でもプライドがある人間は出来ないだろうな と思いましたし
これを書いて出そうものなら それこそ罵声を浴びせられそうなりますので
当時は適当にごまかして 結局は 作成しないままで終わったのでした。
いつも書いているように 常識で考えたり 今まで通りの発想では
無く 時には 破天荒な考え方が必要なのかと この頃から意識の中に
芽生えたのかもしれません
その後 営業に回った時も 誰も思いつかないような手段で 一日で
お得意様の保険契約を100件程契約してきてそのお得意さまから
絶大な信頼を得ることになったりしたのでした
この件は前にブログで書いていますので 今回は書きませんが
こういう非常式的発想が 今の会社に入っての 新人営業研修の話と繋がるのです
非常識の研修方法について 延び延びになっていましたが
ここへ 話が戻り
その方法とは???
それは
明日に続く、、、、。