EXECUTIVE BLOG
2020.6.8
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日の話は
なにか 出来なさそうな話が来ると
それを何とか解決用しようと知恵を出すのではなく
出来ない理由を探してみすみすチャンスを逃してしまう事が
多いと言う話でした。
出来ないのであればどうすれば出来るかを考える訓練を日頃からしていないと
ビジネスにおいても
誰でも思いつく仕事をするので そこには競争が産まれてしまい
結局は困難になってしまうと思うのです。
個々のブログでもずっと書いているように
私が銀行に最初就職した時からそういう訓練を自分に課していたので
色々な人が思いつかない仕掛けを考えて
仕事に結びつけていました。
そして 2000年に ITと出会うことになり
その仕掛けにITを掛け合わせることで 特許も取得できることを
知り その後現在に至るまで 数々のビジネスモデル特許を取得したのです。
そうする事で オンリーワンビジネスを行う事ができるので
競争力は一気に増すのです。
そういうこともあり 多分私は自然と何か人が行っていない事が出来ないかと
考えながら行動しているのかもしれません。
本来であれば
ここのブログは 5月から止まっている
情報協同組合への道へと戻らなければならないのですが
もう少し遠回りさせて頂き
最近思いついたアイデアについて話を進めたいと思います。
その一つが 先日も書きましたが
競争力があまりない トラック運送について
弊社が特許を取得した超小型オゾン水製造機をトラックのボディに搭載することで
商品運搬中に除菌が出来る運送方法を考えたのですが
これも 特許を持つことで運送という誰でもできる事に付加価値をつけること
を考え これにより一気に他社との差別化を図ろうとしているのです。
こんな考えも何気なく トラックを見ていた時に どうすれば付加価値を付けられるだろうと考えているときに湧いてきたアイデアでした。
で 最近ふと思いついた事があるのです
この思いついた事は 発明でもなく特許化する話ではないのですが
日頃街を歩いていると
沢山の建築物を目にします。
その時に ビルの入り口付近に 「定礎」と書かれた文字盤を
よく目にすると思うのですが、 普段は気にしなければまったく気が付かない文字だと
思います。
そもそも 定礎とは何なのか?
この意味などについて知っている人はあまり多くはありませんね。
では、定礎とはどういうものなのでしょうか?、
また、あの定礎と書いてる石にはどんな意味があるのでしょうか?
「定礎」とは昔、家などの建築物を建てる際には最初に柱を立てた時の名残です。
柱は地面にそのまま立ててしまうと中に入り込んで上にある部分が短くなったり、
虫や動物が食べてしまったり腐らせたりしてしまう危険があったので、
最初の柱を立てる時にはその下に石を敷いていました。
この石を「礎石」と呼び、「礎石」を置くことを建物の建て始めとして
「定礎」と呼ぶのです。
礎石を据えることは建物を建てる最初の工程で、記念となりますし、
始まりを告げる印でもあります。建築工事を通して、事故がなく、
またできた建築物が立派で優れたものとなるようになどの願いを込めて、
ビルなどの建築に際しては、多くの場合、「定礎式」というものが行われています。
建物を建てる前に、神主さんがお祓いして、偉い人たちがクワなどをもって砂山を崩すような儀式を行っている場面をニュースなどで見たこともある人も多いと思いますが、
まさしくあの儀式が「定礎式」です。
では、あの「定礎」と書いてある石盤みたいなものは何の意味があるのでしょうか?。
ビルなどの大きな建築物を建てる際、今では丈夫な地盤まで杭を打ち、
しっかりと固定して建物を支えます。
したがって、現代のビル建築において礎石を置くことはありません。
しかし、建築において安全などを祈念することは今も昔も変わらず行われています。
最近では、定礎式の意味合いも変化しており、建物が完成したときやある程度工事が進んだ時点で、残りの工事も安全に行われるようにと行われるようになってきています。
定礎と書かれた石は、昔と違って構造上の意味合いはなくなってしまいましたが、
現在では、通常、定礎と書いている石の部分に定礎箱という箱も一緒に入れられています。定礎箱の中には、建築の際の設計図や定礎式を行ったときの新聞、雑誌や関係した人たちの名簿などが納められていて、その建物を建てたときの世の中などの状況がわかるタイムカプセルのようなものになっています。
ただタイムカプセルとは異なり、定礎は建物と一体になっている為、
その建物が壊される時まで定礎箱の中身は見ることはできません。
ビルオーナーの思い出が「定礎」には込められていると言えるでしょう。
この定礎を見た時に
あるアイデアが浮かんだのです
そして そこから感動の話にへと繋がるのです
色々なモノには意味がありそれを理解すると
感動の物語になって行くのです
その感動秘話とは??
明日に続く、、。