EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2019.9.23

修行

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです。

 

大学生活は 書生のような生活の毎日でした。

 

日々 先輩やOB達のお世話をしながらの

学校生活ですので、 24時間自分の自由時間などありませんでした。

 

テストや 出席をとる授業の時はお時間を頂けるようにお願いをしていましたが

基本それ以外はずっとお世話する時間でした。

 

ですので 例えば 友達と 今度いつ会う? とか

彼女がいるとすれば 来週の土曜日なんて時間ある??

なんて会話が普通でしょうが

 

そのような会話は全くできませんでした。

 

それでも それ以上の役立つことが多い日々でしたので

それを苦痛と思うことはなかったのですが

 

 

ほんとに苦痛の出来事があったのです

 

それは 定期的に精神修養会みたいなものがあり、

当時静岡県の山奥のお寺に3日ほど合宿して 朝から晩まで

正座して じっと自らを振り返るのですが

寝てる間とトイレに立つ以外は すべて正座なんです。

 

食事も一汁三菜の簡易なもので ご飯もお茶碗半分くらいでした。

おなかも空きますが これで我慢しなければならないのです。

 

でも なんと言っても ずっと正座と言うのは参りました、

 

自らを振り返る時間と言うことですが

振り返るなんてことはできません 頭の中は ずっと痛い、痛い、痛い

で一杯でした。

 

とにかく 痛い痛いの連続で自分のことを反省することも出来てませんでした。

 

かっこよく 今までの自分を振り返ることが出来ましたとか

言いたいのですが、 それはありませんでした。

 

しかし この痛みに耐えたのであれば 他の苦痛にはなんでも耐えられると

は思いました。

 

そして3日の修業が終わり 4日目の朝に解放されるのですが

 

山奥から降りてきて 田舎の駅前の汚いかんじの食堂で

食べたカレーライスが物凄く美味しかったです。

 

正座からの解放も喜びでしたが おいしく食事を頂けることは

なによりも幸せを感じるものです。

 

以降 

私は食事の事を 食べるとは言わないように心がけており

食事を頂くと言うようにしています。

 

こういう経験もあり

 

社会人になってから

学生との出会いが多々あるのですが

 

彼らにも書生の経験をさせる機会を得ることになるのでした

 

明日は この件について、、。

 

 

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