EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2019.9.24

自己研鑽

高光産業株式会社 妹尾八郎。

 

昨日からの続きです

 

私が学生時代は

他の学生と違い ほぼ4年間を書生の生活をしておりました

 

その間は 苦しいと言うよりも

本当に社会に出てから役に立ったと思う事ばかりです。

 

こんな貴重な経験をさせて頂いておりながら

自分だけのものにするのはもったいないことで

 

私も 社会人になって 比較的最近の話ですが

若い学生のために役立ちたいと考え 書生的な学生を

集めました。

 

簡単に集めると言っても その辺でフラフラしてる学生では

自己改革意欲がなく やはり 起業家精神をもち 独立の気概をもつ

学生で進取の精神がある学生でなければ 書生はできません

 

 

しかしながら そういう学生も探せば居るのでして

福岡でも ある大学が ベンチャー企業論を教えてる大学がありまして

そこの学生さんたちは非常に意欲的で前向きでした。

 

そんな学生を会社に呼んでは これからの起業のしかたなど教えながら

それでは単なる机上の空論になってしまいますので

 

私が 出向く先や出張にさえも一緒に連れて行き 商談の場に同席させていました。

 

相手の方には失礼かもしれませんが 冒頭 これこれこういう理由で学生を同席させますことの許可を得てから いろんな商談や会議を行うのですが

あいての起業の方から 学生に対しては 「君たちは本当に幸運だよね こんな活きた勉強なんて大学では学べないよ」 と言われてました。

 

そういう彼らも やがて卒業していくのですが 他の学生とは目的意識が違いますので

たとえ就職をするにしても 希望の企業に就職してましたし 独立する方は それから一層努力して起業していかれてました。

 

ある時 こんな話を 企業仲間に居酒屋で

飲みながら話をしていたら

その仲間が 僕の知人に優秀な学生が居るので 紹介したいのだが

今から呼んで良いかと言われたのです。

 

私は来るもの拒まずですので すぐOKを出し

知人がその場から 学生に電話して 居酒屋に呼び出したのでした。

 

ものの20分もしないで その学生は現れ 私と話をしていると

非常に興味をもってくれたので

 

私が 明日から東京に行くが君も来るか? と尋ねると

普通でしたら そんな急な話でと言うことで躊躇すると思ったのですが

彼は 「行きます」 と言うのです。

 

すぐに音を上げて帰ると私は思ったので 明日は手ぶらで良いよと

言い 空港で待っていると

本当に 手ぶらで現れたのでした。

 

これにも驚きましたが 早速搭乗手続きをして そのまま 東京へ連れて行き

まず 靴がボロボロでしたので 新橋でその学生に革靴を買い与え スーツは来ていたのでしたが ワイシャツが汚れていたので これでは 同行させられないと思い

ワイシャツも買い そして 家に連れて帰り 部屋も与えて書生生活が始まるのでした。

 

後になって 書生が何人か出来るのですが この彼が 通称 書生一号となっています。

 

それからの毎日と言うもの 寝食を共にして 仕事も常に横に居させて 大使館だろうが

同席させていました。

かれも必死に頑張り この生活が一年余りたったときに

もう良いだろうと言うことで 福岡に戻しました。

 

あれから 数年たちますが 今やその彼は フィンテック関係の仕組みを作る第一人者となり まだ30そこそこですが 世界中で活躍する企業家になっています。

 

こういうチャンスをものにして 私のおかげではなく、自分自身勉強もして 自己研鑽を励んだ結果だと思います。

 

こういう人間が育つことは大変うれしいことです。

 

 

その後 ある時に 新聞社から インターンシップの件で企画があると言う問い合わせがあり

それは 九州大学の総長とのインターンシップに関する対談でした

 

昔は書生と言ってた事に近いのが 今ではインターンシップと言うとことがその時分かったのですが

 

インターンシップの中身を聞いた時

これは おかしいなと思った事がありました。

 

それは??

 

 

明日に続く。

 

 

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