EXECUTIVE BLOG
2019.7.13
高光産業株式会社 妹尾八郎です
博多は 山笠真っ最中です
山笠ネタです。
山笠には様々な禁止事項があります。
「キュウリを輪切りにした切り口と櫛田神社の祇園宮のご神紋が似ている」という理由から、山笠期間中、博多人(山笠参加者)はキュウリを食べません。
これを「キュウリ断ち」と言います。なんと学校の給食にも出ないという徹底ぶりなんです。
他にも、喪中の人が参加できない「山笠忌服」や、過去に悪しき事柄が起きた山笠人形の制作を避ける「山笠人形」に関わる禁止事項などがあります。
このような禁止事項があるのは、
事故やケガ無く、無事に山笠奉納を成し遂げる決意の表れなのだそうです。
それから祭のクライマックス“追い山笠“は、旧暦時代は満月を迎える6月15日の夜明けという、あい昧な時間で行われていたのですが、
現在は7月15日の4時59分という中途半端な時間にスタートします。
どうして、この時間になったのか?といえば、一番山笠にのみに与えられた「特権」に関係します。
その後の各流の山笠は5分おきにスタートすることになっているのですが、一番山笠だけは、櫛田神社の清道内(櫛田神社の境内)で
「博多祝い唄」を歌うことが許されています。
よって、一番山笠だけ「唄」の時間分・1分間が遅くなることを配慮して、
午前5時ちょうどに舁き出すのではなく、舁き出しを1分早めているのだそうですよ。
でも
私は なぜ4時59分をスタートにしたのか?は
違う説を考えています。
だって 昔は時計なんてなかったのですから
私の考えは??
明日に続く。