EXECUTIVE BLOG
2021.11.29
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 大学教授へ 持論の 情報協同組合の話をしたと
言う話でした。
IT化時代になることで これは 地域が弱体化し 中小企業は 結局
大企業の情報の傘下に入るしかないのではとの思いから
中小企業が連合して大企業に対抗できる組織作りが必要なのではとの
思いから 情報協同組合構想は産まれたのです。
又 少し話が逸れますが
この話をした時に
直ぐに理解できる人が居たのです。
弱者が強者に勝つためには 連合組織を構築して対抗するしかないと言う話を
した時
その話を聞いた方が
「それって 小学校の教科書の話のスイミーと同じですね」
と言われたのです
小学校の教科書に出て来る スイミーの話など私は知りませんでしたし
私の時代には なかった話なので
どんな内容なのか興味を持って調べてみました
最近の方は この話は当然のように知っているのかもしれませんが
スイミーは1963年にアメリカ・イタリアでイラストレーターとして活躍したレオ・レオニによってつくられた絵本だそうです。
最近の殆どの方は 小学校2年生の教科書に出て来るようです。
内容は 小さな魚が大きな魚に対抗するために
小さい魚連合体を形成することで 大きな魚に対抗すると言う内容の様でしたので
私が 弱者連合の情報協同組合構想の話をした時に
先の方は スイミーの理論ですね と答えたのだと思います。
少しこの作者を調べてみますと、
スイミーの作者レオ・レオニは1910年にオランダで生まれました
2度の世界大戦を経験する激動の時代です。
そしてレオ・レオニの作品において、戦争は大きな意味を持ちます。レオ・レオニの作品に込められる哲学には時代背景が影響していると思われます
彼はユダヤ人だったために 米国へ亡命しているようなのですが
当時 ナチスドイツと言う 強敵がヨーロッパにありました
迫害を受けていた ユダヤ人を この小さな魚にたとえたのではと思います
そして
連合国を始め 皆で力を合わせて ナチスドイツを打ち負かせたと言う気持ちが
この作品に現れているのではと 勝手に思ってしまいました。
しかし 考え方は 私も同じで
情報弱者を救済するためには 情報の連合軍を作る事が必要ではと
考えたのです
そして
この 考えを教授に伝える事になるのですが
またまた
話しが 逸れてしまって
この話の続きは
またまた
明日に続く、、、、。