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社長&顧問ブログ

2020.4.5

常識に囚われない男たち

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

 

昨日からの続きです

 

昨日までは

 

NTT初代総裁が 旧電電公社時代の体質を払しょくして

日本を代表する企業にした話で

 

社内の合理化を図るためには 常識に囚われない考え方が必要だ

と言う話でした。

 

トヨタかんばん方式も そういう考え方から出来た仕組みです

 

常識に囚われない考えを活かして成長した企業と言うと

今や 日本を代表する企業になっている

パナソニックや 電通 ヤマト運輸 ソニーなどがあげられますよね

 

パナソニックの創立者 松下幸之助は 経営の神様と呼ばれ

多くの経営者の手本になっています。

様々な商品を世の中に出してきましたが

 

彼の一環した考えは

とにかく考えてみる事、工夫してみる事で そしてやってみる事である

失敗すればやり直せばよい でした

失敗と工夫を繰り返し成功して行き 経営の神様になったのでした。

 

電通の四代目社長の吉田秀雄は 広告の鬼と呼ばれた男で、

社員に厳しい行動規範を示したことで知られる社長でした。

その行動規範は電通鬼十則と呼ばれ 電通の危機を救うべく奮闘した吉田の

強い思いが込められているのです。

彼は 戦時中に阿佐ヶ谷の自宅から半蔵門の本社まで自転車で通い

ビルの無事を確認するほどの愛社精神がある男でした。

終戦後 広告の在り方が大きく変わると予測して

当時は広告会社などには融資などしなかった銀行に毎日通ったり

客対応や仕事の向き合い方を毎日メモしていました

それが 後年 電通鬼十則となり会社の掟となったのです。

この吉田社長も 常識に囚われない考えで 民法放送の広告に尽力して

メディア改革に影響を与える存在になったのでした。

 

ヤマト運輸の二代目小倉昌男社長も

常識を疑う視点を持つ男でした。

かれは 当時1000名もの従業員を解雇しなければならない状況に

追い込まれていた時に

吉野家が メニューを牛丼一本に絞る記事を見て

ヤマト運輸も 事業を一本化できないかと考え

当時の窮地から脱するために

百貨店やメーカーの大口荷物の取引をやめて

小口荷物に切り替えると言う方針を打ち出したのです

当時社内では猛反対の嵐が起きましたが

質の高いサービスを提供すれば必ず成功すると説得し

それまでの常識を打ち破った小口配送の宅急便サービスを打ち出し

大成功に導いたのでした。

また、

成功者には 自身の年齢や役職に囚われず時代の流れをいち早く

察知する嗅覚があるのですが

1979年 会長と言う名誉職にありながら 若者のニーズを見極めて

ウォークマンを大ヒットさせたのが 盛田昭夫会長でした。

 

70年代後半は スピーカー内蔵のテープレコーダーは普及していましたが

持ち歩けるタイプの音質の良いポータブルレコーダーはありませんでした。

 

この時 創業者の井深大氏とともにウォークマンを開発したのです。

音楽を外に持って出られるという当時はなかった商品を売り出そうと

するのですが

社内では始めは そんな商品なんてと言う声が多数でしたが

 

音楽再生のみ に拘ったウォークマンは世界中でその後大ヒットすることになるのです

 

井深のアイデアと盛田のニーズを捉える 勘によって

若者たちと音楽の関係を大きく変えていったのです。

このように

成功者の多くは 常識にはとらわれないと言うのが

共通のようです。

 

そして それらを打ち出した時には 社内には そんな事が出来るはずがないとか

出来ない理由ばかり並べる社員が多くいたり

そんなのは誰でも思いつきますと言うだけで 動こうとしない社員がいます

 

彼らは 信念を貫き自分で行動して成功へ導いたのです。

 

私も

40年前 当時の物流の常識を覆す考え方で

新しい 物流の仕組みを構築して自分一人で行動しました。

 

 

 

新しい 物流の仕組みをどのように構築していったのか??

と言う 先日からの続き

 

その話は

 

明日に続く、、。

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