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社長&顧問ブログ

2020.4.4

言われてみないと分からない

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです

 

本来ならば 物流合理化の話に戻らなければなりませんが

 

電電公社からNTTになった時の 社内意識改革の話になってしまいました。

 

その続きになります

何故

総裁は 部下に対して怒ったのか??

 

まあ 長いぬるま湯体質で育ってますから 総裁は 部下の回答はある程度

予測していました。

 

そして 最初から方法を含めての指示を出したのであれば 自ら知恵を出すことが

無くなると思いの考えがあって質問したのです。

 

しかし 予想通り 電柱の頭に蓋をするための 

事業部設立からの話になったので

怒ったのです。

それから

次の総裁の言葉を聞いて 部下たちは ぽかんとしたのです

 

総裁は

毎日 工事部の作業員は電柱の作業をしているではないか

その作業員に 蓋を渡して 作業させれば 特に機材人材を

新たに確保するではないか と言われたのです。

 

それを聞いた部下たちは 一同に

そんなの当たり前だと思うのですが 

だれも そのことには気が付かなかったのです。

 

言われてみれば 毎日 電線工事の部隊が日本中で作業しているのです

 

その作業員がちょっと蓋をすれば済む話だったのです。

総裁から指示を受けた部下たちは

新しい仕事 作業があると

その作業をするための組織から構築しなければ 日本中の電柱に

蓋をすることは不可能だと

決めつけていたのです。

 

しかし 総裁の話をきいて

凄く当たり前の話だったので

ぽかんとしていたのです。

 

 

 

これは 一例ですが カイゼンの始めはこんなことから始めるのです

 

まずは意識を変えることから総裁は始めたのですね

 

トヨタのかんばん方式を取り入れた会社も 最初は 社内に相当な反発がありました。

単にカイゼンを重ねるだけの話なのに

それを 面倒だと思う人が多くいたのです。

 

勤務しているほとんどの方が 自分の仕事の枠を(範囲)を決めてしまいます

 

それは 自分の仕事ではないとか よく耳にしますね

 

いままで通りが一番楽なのです。

 

この意識をまず変えて行かなければならず

 

総裁は あえて最初にこの問題を提起してみたのです。

 

最初はいたるところで抵抗はあったと思います

 

しかし その後 電電公社はNTTとして 輝ける企業に成長していったのですね

 

話は 逸れてしまいましたが

 

先日からの話

卸業者の物流合理化に向けて

私がどのような知恵をだして行動をしたのか?

 

その話は 

 

明日に続く、、。

 

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