EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2020.4.6

挫けずチャレンジ

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは 経営の神様たちの話でした

 

共通して言えることは

常識に囚われず 強い意志を持って 突き進んで行ったのでは

と思います。

 

そして今日は 再び 物流の話に戻りますが

今から40年ほど前 トヨタのかんばん方式を学んだ私は

これを メーカーだけのものではなく 卸業にも通用させることが

出来ないかと考え 編み出したのが引き取り物流でした。

 

メーカーの都合で 一方的に商品が送られてくるのではなく

卸側が引き取りに行くことで ジャストインタイムが図られ

当日必要なモノが 朝一番に届けば 卸の在庫負担も済むのですから

大きくムダが省かれ合理化に繋がるのです。

 

そして 物流業者である私は その引き取り代行をすることで

売り上げを得ることが出来ると考えたのでした。

 

直接卸会社の人間が引き取りを行おうとすると そこにトラックの手配から人員を

揃えなければなりませんから 引き取り代行業者と言う形で私が関わることが出来ればと考えたのです。

 

ここまでは理論的は可能な話です。

 

では次に必要な事は この引き取り物流構想を取り入れてくれる卸業者を

見つけなければなりません

 

昨日まで 何度も書いていますが ここで問題になるのが 常識なのです

 

幾ら 卸の合理化につながる話でも 当時の常識は 物はメーカーが

運んできてくれるものだと言う事でした。

人は いきなり今までの慣習や常識外れの話を聞くと

拒否反応を起こしてしまうのです

それに 日本ではよくある話なのですが

どこか前例がありますか? と聞いてくるのです。

 

新しい取組なので この話の前例などはありませんでした

 

当時の担当者としては 前例がないものを 受け入れる事を嫌がります

ましてや それで失敗でもすれば 自分の責任になるからです。

 

 強いリーダーシップを持った経営者が上から改革を命じないと

なかなかカイゼンは進まないのです。

 

しかし 私は 当時若輩者で 大手卸会社の経営者に同等で話が出来る

ものではありませんでした。

 

ここで 諦めては前に進めません 

 

そのためには知恵を出さなければならないのです。

 

通常であれば あまりに高いハードルで挫けそうでしたが

 

昨日のブログに書いた経営者は その困難に立ち向かい乗り越えて

成功して行かれたわけですから

そのことを思い 自身を奮い立たせ知恵を出していったのです。

 

その時に 私が 銀行員時代のお付き合いがあった会社の事を思い出したのです。

 

その会社は 時代の変化に敏感で 時代の流れに合わせて業態も変化させていってたのです。

 

私が銀行員時代その会社が保険事業部を設立した時に 誰もが思いつかいような

営業手法でお手伝いをして その会社の 一か月のノルマを私が一人で数日で

達成して見せたのでした。

その後 その会社経営陣とのお付き合いが始まり

その会社が 今では当たり前ですが 小売店のチェーン展開をすることになったのですが

その時に 新しい仕組みも導入しなければならない時に

私が再度 お手伝いをさせて頂いた事があり

更に強固な人間関係を築くことが出来たのです。

 

そのこともあり 小売業のノウハウも少し勉強できたのですが

これらの経験を活かして 引き取り物流は完成していくのです。

 

この話と 卸の引き取り物流は どう絡んで行くのか??

 

その話は

 

またまた

明日に続く、、。

 

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