EXECUTIVE BLOG
2019.8.6
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昔は ITが無かったので
折角のアイデアも 特許権利を取得することが難しく 単なるアイデアで終わって
しまうことが多々あったと思います。
そんな中での
冠婚葬祭でのアイデアビジネス
30年まえに思いつき ビジネスにしたのは何か?
でしたね。
今日は その続きですが
昨日も書いたように 披露宴での間の持ち方
さらには 終了後の快適に帰っていただくこと
これを解決できるアイデアを出し新郎新婦や参加者に喜ばれた話です。
いまでは 宅配便は当たり前ですが 30年前にはまだまだ そんなに普及はしていませんでした。
引き出物や自分の荷物を 宅配便で自宅に送り返すサービスをしたんですよと言うと
そんなの 誰でも出来るじゃないですか? と言われます
そこで 一ひねりを加えたのです
手ぶらで帰るのには宅配便は 便利ですが
最初に書いた 開会までの間の持ち方
これを解決しなければ 本当のサービスになりませんね
普通 宅配便は 宅配便専用の伝票が必要です。
間が持てて快適に帰っていただくサービスにする必要があります。
そこで 何を考えたと言うと
先ず テーブルの上に 名刺サイズのオシャレなカードを用意しました。
そこには 新郎新婦からの出席者へのメッセージが書かれているのです。
内容は
本日は 私たちの結婚披露宴にご参加いただきましてありがとうございます。
最後まで快適に帰っていただくために お手元の引き出物の袋の中に
このカードの裏に住所 名前を書いて入れて頂ければ
披露宴終了後 ロビーでお荷物お預かりして明日にはお届けさせて頂きます
的な 内容を書いてるカードです。
通常 宅配便の費用は本人持ちですが この場合の費用負担は 新郎新婦が負担します
これも 挙式サービスの一環としてホテルから提案させました。
披露宴終了後 お預かりする場所には 宅配業者が待機してますが
作業服では駄目だと考えて 彼らにもタキシードを着せて高級感が損なわれないように
いたしました。
開宴までの時間に MCから お手元のカードに 名前と住所を書いていただければ
引き出物だけでなくお手荷物も中に入れて頂ければ 一緒にお届けさせて頂きます。
とアナウンスされることで
出席者は 開宴までの間に ここに記入して 引き出物の中に ポンとカードを入れさえすればよいので簡単です
しかも 始まるまでの あのなんとも言えない間を つぶすことが出来るのです。
これで 披露宴終了後 新郎新婦に挨拶を終えた先に タキシードを着た宅配業者が
待機しており お客様からうやうやしく 荷物をお預かりして
さらに 出席者は 手ぶらで 二次会の会場に迎えるので 本当に楽な感じになってました。
今では 選べるギフトなどあり 荷物もコンパクトになってますが
この当時は 画期的なサービスで 運送業者も不景気に時期でしたので
このビジネスは喜ばれました
当たり前の事を当たり前に考えずに
ちょっと 一工夫するだけで 皆が喜ぶサービスになるのです。
こんな事を30年ほど前に考えていたのですが
今回の 冠婚葬祭特許も 本当に当たり前のことからの
発想です
いよいよ
明日は そのサービスについてですね
続く、。