EXECUTIVE BLOG
2020.9.12
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは 情報の大切さについてでした
江戸時代まで 日本は鎖国をしており
ペリーらは それををいいことに
日本のすぐ近くにある 八丈島は米国であると言い出したのです。
そして 違うと言うのであれば 国際法にのっとた証拠を出せと言い出したのです。
何度も言うように 鎖国をしていた国ですから
国際的な文献等ありようがないのです。
せいぜい言い訳として 爺さんの知り合いが行ったことがあるらしいとか
鶏を飼ってた人間がいたらしい とか
ペリー一行が聞いたら 誠に馬鹿らしい言い訳に聞こえるのです
そして 逆に それを逆手にして 八丈島を米国の管理下に置こうと
企てていたのです。
後年の我々は 今 八丈島が米国でない事を知っていますが
万が一占領されたらそこを橋頭保にして 植民地にされていたかもしれません。
では 何故 八丈島が米国の管理下にならずに済んだのか?
幕府の言い訳が功を奏したのか?
ペリーらはあきれ果てて諦めたのか?
そうではないのです
ペリー一行は 日にちを切って回答を求めました
そして それまでに証拠を出せないのであれば 米国のものにすると
強硬な態度だったのです。
さあ それからが 大変です
江戸城内は大騒ぎなりました
もし そのような証拠になるものが無ければ
幕府も終わってしまうのです。
結果的には 証拠があったので
最大の危機を乗り越えることが出来たのですが
これには 色んな人の数奇的な運命と
運命の糸が約100年間うまい事絡まっていたおかげでだからだったのです
この事を語るには
約100年間の歴史を紐解かなければなりません。
全く幕末とは関係ない 田沼意次が絡んでいたり ロシアの
エカテリーナ二世が絡んでいたり
大黒屋光太夫の海での遭難事件が絡んでいたり
他にも 約100年間 お互いの関係は無いのですが
この糸が 先ほどの ペリーの要求の解決に
一本となって繋がって来るのです。
かなり 長い話になってしまいますね。
100年間の歴史を紐解かなければなりませんから、、。
さあ 明日からは この謎に迫るのか??
はたまた ITへの話へ一旦もどるのか?
明日にならなければ分かりませんが
明日に続く、、、