EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2021.2.13

江戸の情報屋から学ぶ

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは 私の新入社員当時の営業方法について書いておりました。

 

情報を軸に人に役立つ行動をしていれば自然に営業に役立つと

言う話でした。

 

その時自分自身が情報の中心、管理する側に居れば

色々な人がそこに集まって来る仕組みを アナログの時代に考え

実戦していたのです

それが 数十年後のITの時代になり その考えを基に

情報仲介装置と言う特許を取得することになるのですが

人生無駄な事はないという事なのですね

 

ここでも 何度も書いていますが 道具は進化しますが大事なのは中身なのです

 

最新のITツールを使えば儲かる等あり得ないのです

きちんと情報を発信してそこから必要なデータを収集して分析まで出来なければ

経営に活かせません。

 

楽天をはじめとするECサイトも 出店すれば儲かるという事ではないのです。

ある時 出店されてる方で かなり売り上げを伸ばしている方と話をした事が

あります。

その方が言うには 最初は出店さえすれば勝手に売り上げが上がるのだと思っていたと

しかし それだけではダメで

それからと言う毎日は 血と汗と涙の連続でしたと 言われていました。

ツールを活用すれば良いと言う話ではないのです。

 

 

以前にここのブログでも紹介しましたが

江戸時代に 藤岡屋と言う 今でいう情報仲介業者が居たのです。

かれは 沢山の方から重宝がられていました。

 

昔は ITなんて全くない時代です

藤岡屋も完全なアナログで商売していたのです。

藤岡屋が持っている情報の中身に価値があったのです。

そこに多くの人が集まれば集まるほど 情報が溜まって行くのです。

あの人が持ち込んだ情報はこの人に役立つ話では?

この人の情報はあの人に役立つのでは??

と日々情報を整理して

必要な人に必要な情報を渡していたのです。

当時は 今でいう新聞で 瓦版と言う情報紙がありましたね、

しかし それは 情報配信と言う 一方通行で

町民はそれを読んで知るだけの話ですね。

 

藤岡屋は 情報発信だけでなく情報収集を行い分析して

必要な人に渡していたのです。

今でいうと ワンツーワンマーケティングを実践されていたのですね、

 

時代が21世紀になり IT化した時代の今の新聞業界をみてみると

一方通行で情報配信したいた江戸時代の瓦版と変わらない気がするのです。

 

折角IT化したのであれば 江戸時代の藤岡屋さんのビジネスモデルを

進化させて構築しなければならないと考えていたのです。

 

当時銀行で新人だった私はマーケティングの知識もありませんでしたし

後年インターネットの時代が来る等まったく知る由はありませんでしたが

後で振り返ると 知らないうちに実践をしていたと言う事になりますね、

 

そして、話は

昨日からの続きとなるのです。

 

銀行を辞めて家業の物流会社に転職する事になるのですが

ここでも情報の大切さを学ぶ事になるのです。

 

しかし

それよりも先に必要で重要な事があることを思い知らされることになるのです。

 

情報も大切ですが それ以前の問題があることに気が付くのです

 

この話の続きは、、

 

明日へ、、、、。

 

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