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社長&顧問ブログ

2023.11.21

異体同心

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 毎年のように虐めが行われた居た部署で真っ暗な陰湿な部署を

私が一年かかかって支店内で一番明るく楽しい部署にかえたと言う話でした。

その結果 事務の効率化のあがり 全店で最優秀店になったと言う話でした。

 

1人1人が優秀でも 将棋のような個人プレーでは会社は上手くいきませんね

皆が協力して仕事をすることで 業務も改善され効率もあがるのです。

 

そこで 何を行ったのかという話で

幾つかの 故事を参考にしたのです。

 

他にもどんな故事があるかと思っていた時に 昨日でしたか 大きなニュースが飛び込んできてましたね

それは創価学会の池田名誉会長が亡くなったと言うニュースです。

 

最近は全く表に出て来てませんので 本当は既に亡くなっていたのでは とかの

話も出回っていましたが  創価学会を日本一と言える宗教団体に押し上げた方として有名で 公明党と言う 政党の母体ともなっているのです。

 

この創価学会は確か元をただせば 日蓮宗だったと思います。

 

日蓮宗の開祖と言える 日蓮上人の遺文の中に

「百人千人なれど、一つ心なれば 必ず事を成す」 という言葉あるのを思い出します。

 

日蓮宗新聞社の中の記事の中に

 

「自分の我がままは当たり前、他人の我がままは許せない。

いや、むしろ自分はいつも我慢している」と思いがちなのが私たちの常かも知れません。そんな姿を鏡に映した時、どのように見えるでしょうか。

 

こんな捨てがたい「我」を持った者同士、

一息ついて相手を拝む気持ちで「我」を認め合ったなら、

調和と発展の「大我」が生まれるのではないでしょうか。

 

という事が書かれていました。

 

聖徳太子の教えの 和を以て貴しとなす に通じる言葉ですね

 

まさに心を一つにすることで成功に導く事が出来ると言う事だと思います

 

数十年前の私の新入社員の時も 所属した部署が 心一つになっていなかった事を

何とかまとめる事により 成果を出せたのだと思います。

 

これは 時代が進化した今でも通じる話ではないかと考えます。

 

日蓮が 中国前漢時代の「史記」を読まれていたのかは定かではありませんが、

この教えの元となる言葉が 異心同体 という言葉です。

 

「異体同心」の由来は中国前漢時代の歴史書「史記」と言われています。

夏目漱石の著書「吾輩は猫である」の中にもこの文言が記されています。

 

この意味は、

肉体は異なるが魂や心は一つに固く結ばれているという喩えになります。

別々の身体だが心はまるで一つのように強い絆で結ばれている喩えとして、

信頼し合っている夫婦や恋人や親友同士などの事を指しているのです。

”異体”は「異なる身体」「別々の身体」、”同心”は「心を同じにする」で、

2人の仲の良さを強調する四字熟語が「異体同心」と言う事になります。

 

一方ともう一方が互いに相手を思いやり、まるで心同士が固く結ばれているような状態な事なのですね、

 

お互いが思いやる事で 大きな力が発揮できると思います。

 

そしてその後の話になります。

心を一つにする事に苦心したこともアッと言う間に一年がたち

私も別の部署への移動となるのです。

 

ここで 又 元に戻っては意味がありませんし 又後輩がイジメに遭うと言う悪しき伝統は止めなけななりません

 

本来であれば サラーリマンですから たの部門に異動した後は前の部署の事は関係ないですし 歴代先輩と同じように又後輩がイジメられているのを高見の見学でも良いのですが

それでは元の木阿弥です。

 

で 私はどうしたかと言うと 次の新人が同じような事にならない為に

就業前一時間前に 毎日の仕事の段取りとやり取りを教える事にしたのです

 

予習を行っておくことで 業務がスムーズに流れます これによりベテランの方の

ストレスが溜まらなくなり 一日の業務がスムーズになって行くのです

 

こうした努力が実を結び 又この後輩は次の新人に 私行った事と同じことを

伝授していって やがては それが当たり前の習慣になったようです。

 

本来は厳しくされる事で 成長もあるかもしれませんので

これが 正しい道だったのかは 分かりません。

 

しかし 皆が力を合わせる事は必要な事だとは思っています。

 

元々野球の話から 私の新人時代の話になってしまいましたが

 

野球の話に戻すと

実は 気持ちが一つになる事で 試合展開が大きく変わる出来ごとが

日本シリーズで起きた事があります。

 

その内容は???

 

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

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