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社長&顧問ブログ

2026.7.29

白馬

高光産業株式会社

妹尾八郎です

 

昨日は、番外編で「左馬」についての話しでした。

 

馬は古くから、人々の願いを神様へ届ける大切な存在であり、

「福が舞い込む」という願いまで託されるようになりました。

 

神社を訪れると、もう一つ気になることがあります。

神馬として祀られている馬の多くが、白馬であることです。

 

なぜ白い馬なのでしょうか???。

 

昔の人は、白という色を「何も染まっていない、最も清らかな色」と考えました。

 

雪。白い雲。清らかな水。

どれも人の力では作り出せない、美しく穢れのない自然の姿です。

 

そのため、神様のお使いには、

清浄を象徴する白馬がふさわしいと考えられるようになりました。

 

全国の神社では、今も白馬を神馬として大切にしているところが数多くあります。

 

白馬は、人の願いを神様へ届ける存在であると同時に、

神様の恵みを人へ運んでくれる存在でもあると信じられてきました。

 

しかし、私はもう一つ、大切な意味があるように思います。

 

白という色は、「何もない色」ではありません。

どんな色にも染まることのできる色です。

 

真っ白な和紙には、美しい書が記されます。

 

真っ白なキャンバスには、一枚の絵が描かれます。

 

新しい一年も、新しい一日も、真っ白な一枚から始まります。

 

だから昔の人は、

白を「新しい始まり」の色として大切にしたのではないでしょうか。

 

人の心も同じです。

 

昨日失敗したとしても、今日また新しい気持ちで始めればいい。

 

誰かとぶつかったなら、素直に謝ればいい。

 

落ち込んだなら、もう一度立ち上がればいい。

 

白馬は、

そんな「やり直す勇気」を私たちに教えてくれているように思います。

 

神社で白馬を見ると、その堂々とした姿に目を奪われます。

決して急ぐことなく、静かに立ち、周囲を見つめています。

 

自分を誇示することもありません。

それでいて、多くの人の心を惹きつけます。

 

本当の品格とは、声の大きさではなく、心の静けさなのかもしれません。

 

人もまた、清らかな心を持ち続けることで、人から信頼されます。

 

約束を守る人。感謝を忘れない人。

人の喜びを自分の喜びとして受け止められる人。

 

そんな人の周りには、不思議と温かなご縁が集まります。

だから神様のお使いは、白馬なのかもしれません。

 

強さだけでは、人は幸せになれません。

 

賢さだけでも、人の心は動きません。

 

本当に人を惹きつけるのは、清らかな心です。

 

私は神社で白馬を見るたびに、

「今日も心を真っ白にして一日を始めよう」と思います。

 

昨日の失敗を引きずらず、

人への感謝を忘れず、

新しい気持ちで一歩を踏み出す。

それが、日本人が白馬に託してきた願いなのではないでしょうか。

 

白馬は、ただ美しい馬ではないと思うのです。

私たちの心を映す鏡です。

 

もし心が曇っていると感じたなら、神社の白馬を思い出してください。

真っ白なその姿は、きっと静かに語りかけてくれるでしょう。

 

「今日という一日は、まだ真っ白です。」

「どんな一日にするかは、あなたの心次第ですよ。」

 

それこそが、神様のお使いである白馬が、

今も私たちに伝え続けている、大切なメッセージなのだと私は思います。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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