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社長&顧問ブログ

2023.11.5

神様??

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 11月2日の 園遊会の話でした。

園遊会で 天皇陛下がおひとりおひとりと丁寧に会話をされていますが

事前に 参列者の事を全てを分かったいるかのごとく会話されているのを見ていますと

天皇陛下は神様ではないかと思ってしまします。

 

今では 天皇陛下は国民の象徴ですが

戦前までは天皇は神ではありませんが、「神の子孫」という神話を包摂する存在でした。

 

『古事記』や『日本書紀』によると、

天照大神は数多くの自然神の中での最高神である太陽神です。

天照大神の孫のニニギノミコトは大神に、地上を統治するように命令されて、

降り立ちます。これを「天孫降臨」といいます。

そして、ニニギノミコトの曾孫が神武天皇と言う事になるのです。

 

神武天皇は紀元前660年に即位したとされますが、歴史学的には定かではない様です、

しかし、天皇は人として生まれながら、神に最も近い存在と歴史上見なされていたのです。

さらに天皇は神に国家の繁栄と国民の幸福を祈る最高祭祀者で、

神と人間との接点に成りうる存在として信仰されていたのです。

 

現代社会において まさか 天皇は神様だと言う方は少ないでしょうし

昭和天皇ご自身が 神ではなく人間であるとご発言されました。

 

しかし 国民の象徴と言う事で神様にも一番近い存在であると認識されていますので

日々国民の為に祈念されています。

 

今回の東京オリンピックをご覧になった方は多かったかと思いますが

開会式が非常に長時間でしたね

日本の総理や東京都知事もいましたし 各国首脳要人の姿もテレビで映っていました。

 

多分4時間近いセレモニーだったと思いますが

皆 椅子の背もたれにもたれていましたが、 天皇陛下だけは 背筋をピンと伸ばして

ただの一瞬でも 背もたれにもたれる事は無かったのです。

 

国の象徴として 脚を組んだり 椅子にもたれかかる事はなさらないと決めておられるのだと思います。

 

ある侍従の話ですが

天皇陛下がテレビをご覧になっている姿をみて驚かれたそうです

それは きちんと正座してテレビを見ていたと言うのです。

 

国民の象徴として一瞬でも気を休めていないのだと侍従は感じたと言う話を

伺った事があります。

 

 

と言う事で 園遊会の話から長くなりましたが

翌日の文化の日は 戦後決まった祝日で

それまでは 天長節と呼ばれていました。

 

11月3日は 明治天皇のお誕生日だったので

天長節と言う事でお祝いの日になっていたのです。

 

ここで 不思議なのは 11月3日は 明治天皇のお誕生日で

4月29日は 昭和天皇のお誕生日でした。

となりますと 大正天皇のお誕生日はいつなのか? そして その日は

祝日となっているのか????

に疑問が湧きますね

 

更には平成までは 12月に天皇誕生日がありましたが

その日は 令和になって祝日ではなくなりました。

 

平成の日として 祝日だったら良いのに と思う方も多いかもしれません。

 

これらの話は

 

又 明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

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