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社長&顧問ブログ

2021.1.28

落穂拾いの秘密??

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです

 

 

昨日は私が高校生の時にフランスに憧れていたと言う話から、

フランスの画家の話になって

その中でも 私はミレーの絵が印象に残ったと言う話でした。

 

他にも多くの画家が居ますが フランスの画家で誰を知ってますか? と

周りに聞くと 多くの方が ピカソと言うのですが

彼は国籍はスペインなのです。

画家の多くは パリで活動するので 皆フランス人だと思ってしまいますね

 

次に 多くの方が名前を挙げるのが ルノアールです。

 

まあ 何も考えずに答えるとなると そんなに絵画が詳しくない方は あちこちに

ある喫茶店で ルノアール と言う店があるので

真っ先にその名前を思い浮かべてしまうのではと思います

 

今日は 話が逸れてしまうので また 別の機会に書きますが

単に画家と言っても 色んな部類に分けられるのですよね

印象派とか 写実派とか ロマン派なんてありましたっけ?

 

それぞれに時代によって作風がちがいますね

印象派という画家が出てきたときは フランスでの評価は あれはスケッチで絵画では

ないと言うことも言われていたらしいです。

 

それは 又後日という事で

今日の本題は ミレーの落穂拾いに隠された秘密についてです

 

この絵に対して、どんな印象を持ちますか?

私は昔、世界史の資料集でこの絵を見たときには、

単にのどかな田園風景だなとしか思いませんでした。

 

そのように思っている人は私だけではないかもしれません。

 

しかし「落穂ひろい」は、本当は哀しい情景を描いた絵なんです。

 

絵をよく見てみると、もう何も残っていないようなところを、つぶさに必死に探しているような、そんな印象を受けます。

その一方、後ろの方には、高ーく積まれた収穫物の山、山、山…。とても対照的ですね。

 

旧約聖書の中に

「田畑を収穫する際には、すべて刈り取ってはならない」

という教えがあります。

要は、「収穫の際の取り残しはそのまま残しておけ」

ということなのです。

 

これはどういう事かと言うと、貧しい人がおこぼれをあずかれるようにするための

教えだったのです。。

 

その昔、貧しくて食べ物に困っている人は、

収穫した後の他人の田畑に入り、収穫しきれなかった作物を拾うことで、

食べ物にありついていたのでした。

 

そして、田畑の持ち主もそれを黙認していたのです

黙認というよりも、そうすることが義務だったのでしょう。

 

それを表している絵がミレーの「落穂ひろい」なんです。

 

そう考えると、絵に対する印象が全く変わってきますよね。

 

一人は腰に手を当てて、いかにも老人という感じがしますし

拾った穂はしっかり手に握られ、穂を入れる入れ物なども存在しません。

 

また、気のせいか、3人とも着ている服が、何処かぼろぼろのような気がします。

 

実は、この3人の農民は、この畑の持ち主ではないのです。

 

ましてや小作人でさえもないのです。

では、この3人が、いったい誰なのか?というと・・・

 

この畑とは全く関係ない、普通に食べていくのも苦しい、

近くの貧しい住民なのです。

要は、他人の畑に入って、

刈り入れられずに落ちた穂を拾って、それを日々の糧にしようとしているのです。

 

そうやって、生きるだけでも必死の人々の姿がこの絵に表されているのです。

そして、ミレーの落ち穂拾いが、ただならぬ哀愁を感じるのは、

そう言う理由なのです。

 

ここに添付した 写真では見にくいかもしれませんが 後ろには収穫された作物が

山積みになってる事がわかります。

 

そして 更に 本当に虫眼鏡で見なければ分からい程小さく 馬に乗った人が描かれています。

実はこの人は 警備をしている人で この落穂ひろいしている人たちが 収穫された

作物を盗まないかと見張っている見張り役と言われているのです。

 

こうして見てみると印象が変わりますね

 

ミレーも 先日書いた ベートーヴェンや 初期の頃のナポレオンの様に

権力に対して何か強い思いがあったのではと感じます。

 

いつも何事にも興味を持つことが必要だと心がけていますが

一つの絵からも 色々な事が分かって来るものなのです。

 

明日は

印象派と他の作品の違いは何か??

に進むのか 他の話に逸れるのか

 

それは

 

明日に続く、、。

 

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