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社長&顧問ブログ

2019.6.12

高光産業株式会社 ITへの道

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続き

 

 

商工中入社から いきなり関ヶ原まで話が飛んでしましまいましたね、

 

なかなか慣れないブログを書き続けるのも大変なものです。

 

先日亡くなった 推理小説作家の 内田康夫さん この方は 浅見光彦シリーズで

ベストセラー作家になった方ですが、

 

この方 一切プロット無しで書き始めると言う才能の持ち主だったようです。

 

彼と一緒にしたら大変失礼ですが なんとなく書き始めてるのが 私のやり方です。

 

さて 関ヶ原で何を学んだかですよね、

 

時代の流れには逆らえないという話でした。

 

そもそも 関ヶ原は 徳川率いる東軍と 石田三成率いる西軍の戦い

西軍の総大将は 毛利なんですが なぜか 最前線に居ないのですよね、

 

陣営を構成見た ドイツの軍人は この戦いは 西軍の勝ちだったでしょと言われるくらい、西軍有利の布陣だったのです、

 

しかし 数々の裏切りや 徳川家康の人身把握術が功を奏して あっという間に決着がついてしまうのですが

 

当初は 西軍有利の戦いが続いていました。

 

石田三成はさらに戦況を有利にするべく、本陣の近くの「島津義弘」の部隊に攻撃を依頼します。

この「島津義弘」と言う人は鹿児島からはるばるやってきた援軍で、数々の合戦で活躍、

その兵の強さは日本中に轟いていました。

 

ところが、島津軍は進軍要請を拒否します。

と言うのも、島津義弘は豊臣家への義理を果たすため西軍に参加していましたが、

元々は徳川家康に味方するために出発しており、石田三成の態度も嫌っていて、

全面的に協力している訳ではありませんでした。

 

島津軍は開戦直後から徳川家の「井伊直政」の部隊と戦っていましたが、朝鮮出兵での被害が大きかったため兵力は少なく、そのためか石田三成も見下していたと言われています。

また、開戦前の夜に東軍への夜襲を最初に進言したのは島津軍の武将(島津豊久)で、

これを三成は却下していました。

進軍要請に来た使者の態度が無礼だったという説もあります。

これらもあって、島津義弘は「まだ討って出るべきではない」と判断、ここで動くことはありませんでした。

島津義弘はこの関ヶ原で、西軍の勝利よりも「島津家としての戦いをする」ために戦っていたのです。

1600年 9月15日 昼頃

島津軍も最後まで善戦していましたが、西軍が崩壊し始めたため撤退を決意しました。

しかもそれがなんと後ろに下がるのではなく、

前面の敵に突っ込んで突き抜ける「敵中突破」を開始するのです!

 

そのあまりの突撃に、その前にいた徳川軍はあっという間に蹂躙され、側面にいた福島正則の部隊もあっけに取られて防ぐ事が出来ず、徳川軍の井伊直政が追撃するも負傷してしまいます。

その後、島津軍は大きな被害を受けながらも戦場を離脱し、本国へと帰還していきました。

 

この 島津軍の 後ろに逃げるのではなく 敵に向かって逃げる作戦が見事なんです。

後ろに逃げても

徳川の大軍に追いつかれ敗れてしまうし 敵に背を向けるのは 武士としての最大の恥ですよね、

新選組の局中法度の中にも

  1. 士道ニ背キマジキ事 と言う規律がありますよね、 敵に背を向けて逃げることを許さない規律です。

万が一背いた場合には どうなるか?

 

規律の中で こう書かれています

右条々相背キ候者 切腹申シツクベク候也

 

切腹しなければならないのですよ。 これくらい武士は逃げることを恥とされていました。

 

そして逃げずに敵に向かって行った島津は その後 見事に250年後に 徳川を破り

天下を取ることになるのです。

 

もし あそこで 逃げていたならば お家没落の憂き目にあっていたに違いありません。

 

関ヶ原で学んだこととは

 

恐れて逃げるのではなく 敵に向かって突き進むことだったのです。

 

もし 私が ITという 化け物のような時代の波に怖がって逃げていたら 会社経営がどうなっていたのか? 逃げずに戦う道を選んだので 戦う方法も考えることになるのです。

 

今度は 逃げすに向かって行くことは決めましたが どのように立ち向かえば良いのかが問題ですよね、 それも考えずに無茶苦茶に進んでいけばこれまた身の破滅です。

 

島津軍は 殿様を無事薩摩へ戻すために ただ突き進むだけでなく手を打ちながら敵中突破していくのです。

 

ということは 次に大切なことは 流れに立ち向かうための手を考えなければなりません、

 

ここで 話が大きく逸れていましたが 商工中金時代の経験がモノを言うのです。

 

そこで 思いついた ある手とは

 

いよいよ 大詰めか? はたまた大きく逸れるのか??

 

続く

 

 

 

 

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