EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2020.4.10

N社とI社

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

 

昨日までの話は

 

新しい物流の仕組みに取り組む話で

メーカーに営業に行くにしても 最終消費者が喜ぶ仕組みを

構築すれば それが可能になると考え 行動をする話でした。

 

消費者を喜ばせるためには 小売店の合理化を進めなければならず

小売店が喜ぶためには 卸業者の合理化を進めなければならず

卸業者が喜ぶためには メーカーの協力が必要となり

そこに私が考えた引き取り物流が有効になるのです。

 

そこで 小売店への協力をすることから始めようとなり

昨日まで書いたように その小売店のシステム導入のお手伝いをすることから

行動を開始することになるのです。

 

その手始めに システムソフト会社への訪問となるのですが

最初に 訪問したN社では 従来の大型小売店のシステムを応用しながら

順次開発していきましょうと力づくでの営業の話になったのですが

その提案と手法にあまり納得いかないまま

次の 訪問先であるI社に向かったのです。

 

そして今日からの話

日曜日のビル I社のあるフロアーへ エレベーターで向かい

ドアが開いた瞬間

 

そこに居たのは I社の 営業担当者だったのです

 

彼が言うには 「本日は休みですので 入口が判り難いと思い お待ちしておりました」

と言うのです。

 

その前の N社とは大違いですね

N社を訪問した時は 休日でなかなか入り口が分からず 右往左往しながら

やっと 中に入れたことから考えると

なんと気配りができる会社なのか と

先ず第一印象で好感が持てました

 

そして 会議室に通されますと

今の様に パワーポイントとか全くない時代でしたので

ホワイトボードがあるだけの 会議室でしたが

挨拶もそこそこに

 

やおら 営業マンが その壁に 自分たちで作成した

手書きの大型の紙を張り付けて行ったのです

その紙には 今後の新しい時代を迎えるだろうとの

小型小売店の仕組みとそれに連動したシステムの図が書き込まれていたのです。

 

担当者は これからは 大規模店舗から 小型小売店が日本でも普及してくる

それは 先行しているアメリカの状況見ればよく分かると

その場合ロットも小さくなるので卸店に対する発注方法も今までとは違う方法に

なるのだと言う説明を 理路整然としながら進めて行くのでした。

 

こちらも 凄く理解でき、

そして I社が言うには これらの仕組みを一方的に押し付け なにか ことあるごとに

改修するのではなく

こちらの会社の人材を教育しながら 自分たちでよりビジネスに合った仕組みに

改修できるように指導をさせていけるシステムを構築したいと

提案してきたのです。

 

前者のN社の対応とは全く違う切り口で来られたのです。

これを聞いた 小売店は本当に喜ばれ 当然その後このI社との契約を

することになるのですが

 

この会社を紹介した私の株も当然上がったわけです。

 

それからと言うもの 私も休みのたびにその小売店を訪問して

小型店舗新規開設の話を一緒に考えることになるのですが

 

小売店側としては この仕組みに合う 卸業者の選定も発生してくるのです

 

ここで 私の出番です。

 

これらの仕組みに対応できるのではないかと思う 卸業者を紹介することになり

より その会社に近い支店が良いのではと言うことで

その支店に行くことになるのです。

 

そして 

その支店での話が

進むことで

 

物流合理化の話へと繋がるのです

まだまだ そう簡単にはいかないのです

 

この話の続きは

 

また明日、、。

 

 

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